近年、難聴をもつ子でも、聞こえる子たちとともに学校生活を送る小・中・高校生はたくさんいます。そして補聴機器を使って普通に話しているような子たちはとても多いです。
ではそんな難聴児たちの聞こえは他の子と変わらないのでしょうか。同じように接していいのでしょうか。 一見しただけではきっと分かりにくいと思います。
この講座では、難聴をもつ小・中・高校生が学校生活で抱えている聞き取りの難しさ、教科学習の課題、そして友達関係などで抱えている悩みを取り上げ、必要な配慮と支援を説明していきます。
養護の先生、今年担任になった先生に参加してもらえたら、きっとこの1年間の子どもたちの毎日が随分楽になると思います。耳を傾けてあげてください、「難聴をもつ小・中・高校生の学校生活で大切なこと」に。
講師:片岡 祐子(岡山市立岡山市民病院 耳鼻咽喉科 講師)