どんなに鍛え上げたチームでも、必ず長所と短所があります。また、中学校や高校では、全選手が基本通りに、思惑通りにプレーできるわけではありません。多かれ少なかれ、チームそれぞれに悩みのタネ、チームの穴、弱点はあるものです。そこで必要となるのが、『チーム状況に合わせた対処法』です。攻撃面では活躍できるのに、レシーブが苦手な選手がいる。第2エースに決定力がなく、ラリーが続くと打ち負けてしまう。どうしてもお見合いが多くなってしまう……。だからこそ、弱点をカバーするためのプレーを習得するのです。指導はジャパンライムでもおなじみの、環太平洋大学・一柳監督。様々なタイプのチームを指導してきた同監督だからこそわかる、状況別の対処法が満載です。6人がコートの中でカバーし合い、それぞれが共鳴するようなチームづくりを目指してください!
体格や能力差を埋めるための対処法を紹介しています。レシーブが苦手な選手を他の選手がうまくカバーする方法や、コンビネーションで決定力不足を補うようなプレーなど、どのチームでも一度は直面する課題ばかり。攻守ともに、ケーススタディを基に解説しています。