今作のウォーミングアップの目的は、基礎・基本を確立して『理想のスプリントフォーム』をつくること。
映像の中では、敦賀高校のOGで、2016年の国体少年女子100m・400mで準優勝した島田雪菜選手(北海道ハイテクAC)のスプリントフォームをモデルとして理論を展開します。スタートして10歩、他の選手と同じピッチながら大きく差をつけたスプリントは必見です。
顧問の木原氏は「高校生までは形を意識してフォームを修正しても、逆に崩れてしまうことが多い」と言います。日常的な練習の中で容易に実践することができるウォーミングアップを行うことで、自然と動きやフォームが改善されていくことを目指します。
スプリントフォームは跳躍や投擲にもつながる陸上競技の要です。より速く、より遠くへ記録を伸ばすために、このウォーミングアップをお役立てください。