本動画は、生徒が4技能5領域の複数の技能を統合させた言語活動を通して、教科書本文の内容理解を段階的に深めていく方法について考えていきます。「聞いたことをもとにして話す」「聞いたことを読んで確認する」「聞いたことをもとにして書く」「読んだことをもとにして話す」「話したことを書く」「書いたメモをもとにして話す」などの技能を組み合わせながら教科書本文にある情報を、技能を換えて伝えることで、結果的に英語が生徒の頭に残り、自分の言葉で表現できるようになるまでの授業展開例を、阿野先生の解説を交えて紹介しています。
今回、2つの授業展開例をご紹介しますが、ここでのポイントは複数の技能を結合させて本文内容を段階的に理解し、生徒の頭に英語を残していくことです。教師による100%の説明を目指すのではなく、生徒自身が40%を50%、70%から80%と活動を通して理解を深めていく指導を目指してください。
■監修・解説:阿野幸一(文教大学国際学部国際理解学科教授、同大学院国際学研究科教授)
■授業者:小泉香織(渋谷教育学園幕張中学校・高等学校)