子どものメンタルヘルスの問題に対して認知行動療法を活用するためには、個人と環境との相互作用の視点をベースに、対象児に起きている問題を的確にアセスメントすることが必須となります。そこで本講義では、認知行動療法の基礎的な知識について確認した後、アセスメントの基盤となる「認知行動モデル」について理解を深めます。
また、子どものメンタルヘルスの問題に対し、保健室という場で「認知行動モデル」をどのように活用すべきか、その工夫や留意点などについても概説します。
■講師:浦尾 悠子(千葉大学 子どものこころの発達教育研究センター 特任講師)