☆英語の「音と綴り」の指導に入る前に何をすればいいのか!
☆はじめてのジョリーフォニックスとは?!
☆「音と綴り」の学習で身についた「読み」をどう伸ばしていくのか!
☆英語の読み書き指導とサポート方法を学ぶ!
私たちが英語を指導するとき、ついすぐに文字を指導したくなります。しかし、私たちの母語、日本語でも、ひらがなを指導する前には、「しりとり」や「じゃんけんグリコ」「なぞなぞ」など日本語の一音を認識する遊びを行い、日本語の「音」に慣れたうえで文字の指導に入っていきます。
英語も同じように、文字指導に入る前に英語の「音」に慣れ、その「音」を自分で操作できる力をうことが実は必要です。そのために勉強と思わないような「英語の音あそび」で音についての認識を養います。そして、英語の一番小さい音(音素)を認識し、操作できるようになったら、多感覚を用いた Jolly Phonics を使ってその「音」と「綴り」の関係を学びます。
子どもたちが、字面を追っていくのに精一杯だった段階から、徐々に文字(単語や文)を流暢に読み、その内容を的確に読み取ることのできる学習者へと育っていくように私たちは育てていく必要があります。
まずは、字面を流暢に読めるようにしたらいいのかその活動を考え、そして、内容も理解できるように「Guided Reading」を紹介します。これはイギリスの小学校で国語の授業の一環として行われている音読指導です。何を目標に本を読んでいくのかを子どもたちに伝えながら、子どもたちがその目標を達成できるように先生が丁寧にGuideしながら読解や音読の方法、そして、子どもの読解の力を育てていくことを目標にしています。
今回は日本人の子どもたちにもできる指導方法を紹介します。この4つのワークショップを通じて、英語の読み書き指導の初期段階の指導内容やサポート方法などを学んで行きましょう。
■講師:山下 桂世子(英国 Ashbrook School, Jolly Phonics Trainer)
≪配信予定≫
2024年12月【Workshop 1 】「英語の音あそび」- 音あそびから文字へ ?
2025年1月【Workshop 2】Jolly Phonics Introduction
2025年2月【Workshop 3】ジョリーフォニックスの学習段階にあわせて「読みの流暢さを育てる」
2025年3月【Workshop 4】「Guided Reading」with Decodable Books