手関節のリハビリテーション ~機能解剖学に基づいた手関節の徒手療法~
★ 関節運動を決める三要素!骨形状・靭帯構成・筋腱の走行を理解する!
★ これでできる!ランドマークから動かし方までわかりやすく解説
★ よくみられる臨床的な問題の解決方法!
手関節は、前腕とともに手の機能を支える裏方的な役割を持ち、何か損傷や機能的な問題があると日常生活の節々で不自由さを感じます。また、臨床場面では高齢者が多くなり、手関節の骨折などの患者さんも増えています。
このシリーズでは、手関節の構造と運動について詳しく解説し、手関節の徒手療法として、主な手根骨の動かし方や、関節の授動術を実技で紹介します。そして、橈骨遠位端骨折や脳血管障害での屈曲拘縮など代表的な臨床問題の解決方法を解説します。手関節の可動性の低下は、活動様式を変化させ生活状況を変えてしまいます。患者さんのより良い生活のために、このシリーズで学んでいただければ幸いです。
■実技・解説
矢﨑 潔 LOT.(目白大学 保健医療学部作業療法学科 教授)
■協力
田口 真哉(抱生会丸の内病院リハビリテーション科 作業療法士)
岡﨑 勇弥(大和会武蔵村山病院リハビリテーションセンター 作業療法士)
富永 真弓(仁寿会総和中央病院 作業療法士)