6歳から10歳の成長期にある子ども達は、バドミントンをはじめる良い時期でもあり、身体能力の基礎を作る上でもとても大事な時期でもあります。まず第一に指導者が注意するべきことは、この時期からバドミントンをはじめる子ども達の発育や発達の早さに、大きくバラツキがあることを認識しなければなりません。ジュニア選手の個々の成長段階や運動能力を把握し、その上で、各子どもに合った方法を用いて身体能力を刺激し、正しく効果的な指導を心掛けることによって、子ども達の無限の可能性を引き出すことができるのです。第ニに注意することは、ジュニア選手の練習には、目的をしっかりと意識させ、飽きないよう常に工夫することが必要です。新鮮な遊びとゲーム感覚を取り入れるように心掛けることが大切です。楽しい気持ちで練習を継続させ、練習に対する意欲を選手自身に持たせることが、技術を身に付けていく上でも大変重要になってくるからです。そして第三に最も注意が必要なのが、バドミントンを教えるにあたって、ラケットの正しい握り方(グリップ)や、これを基にしたラケットの正しい振り方(ストローク)をしっかりと習得させてください。もし、この時期に間違った指導をしてしまうと、後から矯正することはとても困難になるからです。伝統と実績に築き上げられた香川バドミントンスクールのジュニア育成ノウハウを、ぜひ永久保存版として皆様のクラブでご活用ください!