ここ数年の間全国大会上位に常に名を連ね、好成績を収めている宮崎県立小林工業高校男子ハンドボール部。今回のビデオシリーズでは、その若き指導者北林健治監督による徹底して攻撃的かつ緻密さ溢れるディフェンストレーニングをご紹介いたします。北林監督のディフェンスにおける基本的な考え方として、まず相手バックプレーヤーに対して厳しいボールチェックをかけることがベースとなっています。そして、いかにチームとして連携をとり、それに対して生じるスペースをすばやく埋めていくかが重要になります。基本的に6:0ディフェンスをベースに展開し、さらに相手チームの特徴を消すために5:1ディフェンス、3:2:1ディフェンス・・・と状況によってディフェンスフォーメーションを変化させていくことを狙っています。ハンドボールは昨今、展開が非常に早くなってきており攻守の切り換えをいかに素早くしていくかが勝敗の分岐点になります。今回ご紹介するディフェンストレーニングは、いかに相手の攻撃を確実に止め、そして自チームの攻撃へ展開させていくのか、そのエッセンスが凝縮されています。ぜひともあなたのチームのディフェンス作りにお役立てください!