ダブル前衛(フォワード)のシステムは、台湾のプレーヤーを始めとして、全日本や高校レベルの大会でも多く見られるようになってきました。雁行陣との試合では2(ダブル前衛)対1(雁行陣の後衛)の状況が多くなり、ダブル前衛のボレーが決まるかミスするかだけで試合が進んでいくことになります。しかし、ソフトテニスの良さは雁行陣に見られる、前衛・後衛の特徴を生かしたゲーム展開ではないでしょうか。そこでこのタイトルでは、ダブル前衛に対する雁行陣からの攻撃パターンとその練習方法について考えてみました。イザという時のためにも是非マスターしてください。
■指導・解説:神崎 公宏(三重高等学校ソフトテニス部監督、前日本ソフトテニス連盟ナショナルチーム男子監督)