筋トレを繰り返し、筋力がついてくると、確かに動きに力強さが出てきます。打球の飛距離や投球のスピードも伸びるかもしれません。しかし、偏ったトレーニングの代償も、決して小さなものではないのです。新潟明訓高校の佐藤先生は言います。
「筋力に頼った動きはスムーズではない。個々の意識を捨て、身体全体をひとつとして使うことが本来の"動き"である」と。同校では、通常のウェイトトレーニングは行なっていないのです。
この動画では、そんな佐藤流の動きづくりを紹介しています。コーディネーション系のトレーニングから始まり、今注目のSSCトレーニングにも触れています。
選手にケガをさせず、持っている力を引き出すことが指導者の役割です。ぜひこの作品をヒントにして、毎日の練習に取り入れてみてください!
コーディネーション能力とは、自分の身体を意のままに操る能力のこと。また、効率のいい力の伝達を目指して行なっていきます。ここでは野球の動きに特化し、様々な動きを身体に染み込ませていきます。