大好評・朝飛道場シリーズ第3弾は、朝飛大館長が考案した指導用道着『基本君』を使った立技指導のご紹介です。
柔道初心者に対し指導を行う場合に「手を思いっきり引きなさい!」「その手首は回すんだよ!」「足を思いっきり刈りなさい!」などの抽象的な表現で指導している指導者は多くいることと思います。
柔道経験者の指導者は、自分の経験からとても抽象的な言葉で選手に指導を行ってしまいます。これでは柔道経験の少ない選手には指導者の意図や伝えたいことがうまく伝わらず、選手の上達が遅れてしまいます。
今回ご紹介する指導方法では、指導者の言いたいことを選手により的確に伝えるために開発された『基本君』を使うことで、道着の番号や色を選手に指示するだけで選手が自動的に組み手や投技をスムーズに行える様が見てとれます。
この動画をご覧いただくことで指導者はより具体的な指導を行うことが出来、選手自身も無理なく動きを身につけることができることでしょう。選手育成の手助けとして、是非ご覧ください。
柔道の基本は、まず相手としっかり組むこと。しっかり組むとは、相手より有利な状況で組手を行うことです。「釣手を襟、引手を袖」ではなく、「釣手を襟黄色(1)、引手を袖(7)」と言うだけで相手より有利な組手を行うことが出来ます。柔道の基本をこの巻で身につけます。
■道着について