野球選手にとってシーズンオフの過ごし方は、シーズン中以上に大切だといわれます。時間をかけて身体づくりを行い、基礎を身につけ、心を育てる。約3ヶ月間の「準備期」があるからこそ、選手は大きく成長できるのです。そこで今作では、「動きの中の動きづくり」をテーマに、準備期のトレーニングを紹介していきます。解説を行うのは明徳義塾で特別コーチを務める西内氏。陸上競技で培った理論をベースに、走りやプレーにつながるエクササイズを指導しています。特徴的なのは「動き」をメインに考えられている点です。いかに速く、強く、しなやかに動けるかに主眼をおいたトレーニングは、これまでの野球界にはあまり見られなかったものかもしれません。今年のシーズンオフに、ぜひこの最先端のトレーニングを取り入れてみてください。日々見えてくる選手の変化に、驚きを覚えるはずです!
速く走る、大きな力を発揮するためのコツをつかむトレーニングです。明徳オリジナルの練習法である「コンディションラン」で動きを身につけていきます。