中学校の武道必修化に伴い、全くの初心者に対して体育の授業の中で柔道を指導していくことになりました。年間約10時間という限られた時間数の中で、効率的且つ安全面を最優先にして技術指導を行わなければなりません。特に初心者は怪我や痛みに対する不安や恐怖感が強いものです。そういう中、安全面に配慮しながら礼儀作法をきちんとし、柔道の面白さを体得することで学習意欲が高まります。今回の指導の中では、安全面を重視しながら様々なゲーム性を持たせた活動なども織り交ぜながら、短時間で、楽しく柔道を理解していく指導を組み立ててみました。武道必修化で指導にお悩みの先生方の一助になる作品です!初めて柔道を指導する先生も、初めて柔道を学ぶ生徒も安全に、興味を持って取り組めるメニューです。受身と技を並行して指導して興味・関心を高め、学習意欲を持たせます。そして柔道は対人(二人組)で行う競技のため、「礼」を通して相手を敬い、感謝の気持ちも育てます。
■イントロダクション