体が開く、ひじが下がる、コントロールが悪い、アウトコースが打てない…
野球には、様々な失敗例が存在します。そしてその原因は、しばしば技術不足として片付けられます。本当にそうなのでしょうか?
もちろん技術が伴わない場合もありますが、問題が「カラダ」の方にある場合も少なくないのです。 カラダにクセが染みついているため、いくら練習をしても上手くならない、むしろ下手になったりケガを招いたりすることもあります。
まずは自分のクセを知り、改善してからでないと、技術は伸びていかないのです。
そこでこの動画では、カラダの要である腰椎に注目し、『5L理論』として野球技術につながるメソッドを紹介しています。内容は決して難しいことではなく、誰でもできる簡単なエクササイズばかり。
ただ、知るか知らないかで野球の見方が大きく変わってくるはずです。
いい指導者は選手の「見えない」ところを見ることができます。
もうワンステップ上の指導を目指し、ぜひ「見える」指導者になってください!
【5L理論とは…】
人間の背骨には大きな役割があります。特に腰は月ヘンに要、カラダのカナメと書きます。
カラダのカナメである腰を構成する「腰椎」は5つあり、運動の動作と密接に関連します。
前後、左右、上下、捻転動作とかかわり腰椎のバランスが崩れると動きもスムーズでなくなり、故障の原因となります。逆に腰椎のバランスが整うと動きがスムーズになるのです。
この法則を使って野球に生かしたのが『5L理論』。
簡単なチェックと体操で、カラダのなかから動きを変えていきます。
3人のモデルに対し、5Lチェックや改善体操を施します。他にもバットの握りなど、カラダを知り尽くした田中氏ならではのアドバイスが満載です。