青森県青森市の小さな町に、浪岡ジュニアバドミントンクラブはあります。2011年の若葉カップを制すなど、いま、最も勢いのあるジュニアクラブチーム。これに負けじと浪岡中学校の中学生たちも全国区の活躍を見せています。クラブ員は5歳から中学生まで男女総勢35名(2012年現在)。各学年平均5人未満と、決して大きな組織ではなく、かつメンバーはいわゆる「普通」の子どもたちばかりです。しかも全体練習は1日2時間、週に3日間しか実施していない。全国で活躍する選手たちからすると極端に少ない練習量で、驚くような結果を残しているのです。なぜ浪岡ジュニアが全国で勝てるチームになったのか。この作品では、その一端となる日常の練習法を紹介しています。解説はチーム発足時から指揮を執る奈良岡監督。ラケットの握りやステップなど、細かい部分にこだわりながらも、小学生にも習得しやすい指導を心がけています。監督の理想は「指導者がいなくても練習ができるチーム」。作中でも手投げノックを選手が行うなど、普段行っている様子を見せてくれています。強いだけじゃない、勝つだけじゃない指導を、ぜひ、この動画から感じてみてください。普通の子でも、初心者でも、指導者次第で全国はきっと狙えるはずです!
前半はウォーミングアップやサーキットトレーニングなど、浪岡ジュニアで日常的に行っているフィジカルトレーニングを紹介。後半は選手が投げる手投げノック。打ち手はもちろん、投げてのコツなども細かに解説しています。