中学校のソフトテニス部にはたくさんの選手が入部してきます。しかしその多くが3年後にはプレーヤーを引退し、高校で続ける生徒は4分の1程度に減ってしまうとの報告があります。その原因のひとつに「初心者」が多いということと、ソフトテニスの本当の楽しさ(上達し、試合で活躍するなど)を知る前に、中学校を卒業してしまっている事実があります。うまくなって、試合に出られれば、きっと次のステージでも競技を続けるはずなのに…そう考えている指導者も少なくないはずです。
そこでこの動画では初心者指導をテーマに、誰でも簡単に取り組めて、かつ大きな効果が感じられるドリルを紹介します。指導してくれたのはU17男子全日本の監督も務めた、嬉野中学校の古賀一人監督。同校も初心者を多く抱えながら、県大会、全国大会で活躍する選手をたくさん輩出しています。
キーワードは「自然にうまくなる」ということ。指導者があれこれ教えなくても、ドリルをこなした選手は自然に体の使い方を覚えていきます。初心者から全日本まで、これまでたくさんの選手を見てきた古賀監督。そんな名将ならではのユニークで内容の濃い練習法ばかりです。
「全中より、インターハイで活躍する選手を育てたい」という古賀監督。ぜひ、少しでも多くの選手が上のステージで活躍できるよう、この動画を参考にしてみてください!
■指導・解説:古賀 一人(嬉野市立嬉野中学校ソフトテニス部監督)