最近では学校の教員を含め、多くの指導者が「コーチングライセンス」を取得するようになっています。
青少年の大切な時期を支える立場として、指導者が学び、指導の質を高めていくことは非常に有用なことでしょう。しかし、すべての人がハイレベルなライセンスを取得しているわけではありません。時間や環境などの制限もあり、なかなか取りに行けないというのも現実のはずです。
そこでこの作品では、ライセンス取得時に学ぶ内容に準拠し、コーチとしてのレベルアップを図るための『タクティクス(戦術)』を紹介します。
指導にあたってくれたのは、Jリーグユースチームで数々の日本代表選手を輩出してきた長野崇氏。UEFA’Bライセンスや、日本サッカー協会公認A級ライセンスなどを保有しており、現在は指導者を育成する立場でもあります。今作では主に“欧州のコーチングメソッド”を軸に、これまで日本では体系化されていなかった部分に関して詳しく解説してくれました。
「サッカーを見る目が変わる」「戦術的な観察眼を持てるようになった」「心理学など、テクニック以外の部分の大切さがわかった」など、そのメソッドを学んだ人たちからは驚きの声が挙がります。ぜひあなたも、もうワンランク上の指導者を目指し、この作品に触れてみてください!
「コーチとはどうあるべきか」という原理原則にはじまり、トレーニングにおいての“コーチングテクニック”について解説していきます。指導者としてどこを見るべきか、指導を入れるタイミングはどんな場面か、またその声掛けはどういった形であるべきかなどを、実技動画を交えながら座学形式で紹介します。
■イントロダクション