東北高校・中津川先生の実戦力UPシリーズ最終章、ついに完結。
本作は従来からのソフトテニスの概念を崩した画期的な「細かく1点をとる」方法に着目しました。
進化するソフトテニスではフォーメーションや戦術が刻々と変化し、そのことでネット際のプレーが増えたり、展開によってフォローが必要になります。 つまりスタンダードな技術(グランドストローク、ボレー、スマッシュなど)だけでは対応できなくなってきているのが現代のソフトテニスといえるでしょう。
そこで今回は、試合の展開を左右する「1点をとる ネット際のプレーやフォロー」といったあまり練習の中で取り上げられない内容をドリル化し紹介します。
このようなプレーは、意図的にその状況を設定して練習を行わなければ、実際の試合では活かされないものばかりです。 ここで紹介されている練習パターンは、数多くの実戦経験の中から生まれた勝敗を左右する極めて実戦的な内容に特化しています。ぜひ、日々の練習に意図的に取り入れ、試合に活かしていただきたいと思います。
■指導・解説:中津川 澄男(東北高等学校 ソフトテニス部監督)