6対6のセットオフェンスはハンドボールの醍醐味であり、最も指導しにくい部分でもあります。
この動画ではセットオフェンスの組み立て方を詳しく説明していきます。
今回は基本的なポジションチェンジからラインプレーヤーの中継やラインプレーヤーを2人配置したケースなど、それぞれのきっかけの意図を明確にし、どこを狙って数的優位を作るのかを解説しています。たとえば
「このきっかけをすることで、相手ディフェンスのどこにマークミスが生じるのか」
「同じきっかけでもラインプレーヤーの位置が違うと、狙い目は変わるのか」
「ディフェンスシステムの弱点を突くには、どういう攻め方が効果的なのか」
といった現場の疑問に、元日本代表監督で現在はトヨタ車体を指導する酒巻清治監督が答えます。
6対6を戦術ボードと実践を交えて紹介し、試合での展開の仕方をイメージしやすいように構成しています。
セットオフェンスの原理原則は世界共通です。オフェンスの考え方がわかれば、その裏返しでディフェンスも上達します。シュートの狙い目がわかれば、ゴールキーパーの展開を読む力にも役立ちます。セットオフェンスの指導に悩む指導者、攻撃を組み立てるセンタープレーヤーだけでなく、より多くのハンドボール選手に見てもらいたい動画です。
はじめにセットオフェンスの原理原則を解説。スペースのつくり方や数的優位のつくり方を理解します。そこから6対6で基本的なポジションチェンジの意図と狙い目を、戦術ボードと実践を交えながら解説していきます。さらにラインプレーヤーに焦点を当て、位置の変化による狙いや中継プレーの狙い目を紹介します。
■イントロダクション