"★コンテンツと外国語学習 双方の発展を目指す!
★4技能を統合するカリキュラムと成果を紹介!
今日、外国語教育では、学習者のコミュニケーション能力を伸ばすために4技能の統合が提唱され、学習指導要領においても強調されています。4技能の統合により、学習者はlistening、speaking、reading、writingの様々な活動を通してインプットとアウトプット(自己表現)の機会を十分に与えられ、それぞれのコンテンツについて繰り返し学ぶことができるので、学習効果が上がっていきます。
今作では、名古屋外国語大学で実施されている「コンテンツベースの英語カリキュラム(CBEC)」を取り上げ、英語の総合力を習得することができるカリキュラムとして中学校・高校の英語授業でも極めて効果的に応用できる授業をご提案します。具体的には教科書単元の文法事項や既習事項を使って関連するトピックについて自己表現させ、コンテンツベースのアプローチを応用して4技能を統合し、学びを深めることが可能です。
今回ご紹介している実践例は大学での授業ですが、中学校・高校の英語授業にも応用可能でありその方法についても言及しているので、ぜひ中学校・高校の先生方もご覧いただき、4技能統合型授業の構築を目指してください!!
■監修・解説:佐藤 一嘉(名古屋外国語大学 外国語学部 英語教育科 教授/名古屋外国語大学大学院 TESOL『英語教授法』コース主任)
■授業者:Paul Crane