第1回 イントロダクション(リアライン・コンセプト総論)
「リアライン・コンセプト」の基本的な考え方を解説します。
病態を結果因子と原因因子に分け、何が起こっているのかを整理し、治療を進めるうえでその道筋の考え方を示します。
最終的なゴールを「理想的なアライメント」とし、誰もが同じように治すことができ、目指すべきアライメントがあることをご紹介します。」
CSPTとは、全身の関節疾患の治療法を学ぶ全10回のセミナーシリーズです。
関節疾患の治療に携わるすべてのセラピスト、職種を対象としています。
部位別に理想的な関節運動を取り戻すための治療の考え方(設計図)とそれを実現するための治療法(技術)を習得できます。
CSPT2020では、スポーツ外傷・傷害に対するリハビリテーションを中心に、全身の関節のマルアライメントの修正・改善を確実に進める方法を講習いたします。
約50%の時間を実技に割き、次の日の臨床にすぐ生かすことのできる内容となっております。
■指導・解説:蒲田和芳(広島国際大学保健医療学部理学療法学科 准教授/株式会社GLAB 代表取締役)
蒲田和芳・3コース見放題コース
ジョイントヘルスコース
「リアライン・コンセプト」の基本的な考え方を解説します。
病態を結果因子と原因因子に分け、何が起こっているのかを整理し、治療を進めるうえでその道筋の考え方を示します。
最終的なゴールを「理想的なアライメント」とし、誰もが同じように治すことができ、目指すべきアライメントがあることをご紹介します。」
微細な骨盤運動を正確に評価し、治療につなげていくコンセプト、技術を紹介します。
寛骨のマルアライメント、尾骨のマルアライメント、骨盤内外を包括的に評価・治療する方法を提示します。
様々なメカニズムで起こりうる仙腸関節の痛みも、治療において目指すアライメントは1つであり、誰もが治せる治療方法を習得していただきます。
胸郭の機能が低下すると、野球を代表するオーバーヘッドスポーツで肩関節痛・腰痛などを引き起こしやすくなります。このメカニズムの理解とともに、胸郭の評価・治療を習得していただきます。
見落とされがちな胸郭ですが、上下肢の間の重要な連結・伝達機構を十分に理解していただきます。
腰痛・骨盤痛は、下肢・胸郭・骨盤など様々な部位に影響を受けて引き起こされます。
これらの原因に対して、マルアライメント評価に基づいたアプローチがその治療につながっていくことを理解していただきます。
どんな腰痛・骨盤痛でも治せる手段を習得していただきます。
サッカーなどで多発する疾患「鼠径部痛症候群」から股関節のつまりまで、大転子の動き、股関節可動域から股関節運動の評価を行い、その原因因子を特定していきます。
スポーツ選手にとっても重要な股関節を、自由にかつ十分な力を発揮できるようにする治療方法を習得していただきます。
日本人の多くが悩まされる変形性膝関節症。そこに隠れた下腿外旋症候群を理解していただくとともに、その治療を筋間だけでなく、関節包と筋間まで一緒に触れていくことで確かな治療技術を習得していただきます。
多くのスポーツ選手が悩まされる足関節ねんざ。背屈位での不安定性を呈するマルアライメントの理解とともに、その原因に細かく迫っていきます。アキレス腱だけではない、その治療の深さに触れていただきます。
外反母趾から足部アーチ異常まで、さまざまな足部疾患に対応できる、知識・技術を学んでいただきます。扁平足、ハイアーチ、どちらにも起こりうるアーチ機構の崩壊を評価し、アーチ機構再獲得に重要な立方骨コントロールの治療方法を紹介します。外反母趾に伴うマルアライメントを理解し、その治療手段を習得していただきます。