第1回イントロダクション
第1回では、まず全体の流れの説明や目的をお伝えします。また、セラピストとしてだけではなく、様々な職種の方に対しても発信し、私たちの可能性を更に広めていく為の手段としてご活用ください。
産前・産後におけるリアラインということで、体系の変化に伴う骨格や関節、また腹筋群など変化に対しどのように対処していくのかお伝えします。
●産前・産後の姿勢変化、体型変化は、様々な痛みは不調を引き起こします。これらは関節のマルアライメントや不安定性を伴うことで、さらに悪化し、慢性化する場合があります。このコースでは、産前・産後の運動器の不調について、バイオメカニクス的に不調発生のメカニズムを解説し、問題点を整理し、不調の改善・解消に向けた具体的な方法を習得していただくことを目的として講習します。
●リアライン・コンセプトに基づき、関節のマルアライメントを改善するために必要な知識と運動療法、補装具療法の活用法を習得していただけるようにコースを設計しています。
■指導・解説:蒲田和芳(広島国際大学保健医療学部理学療法学科 准教授/株式会社GLAB 代表取締役)
蒲田和芳・3コース見放題コース
産前産後ケアコース
第1回では、まず全体の流れの説明や目的をお伝えします。また、セラピストとしてだけではなく、様々な職種の方に対しても発信し、私たちの可能性を更に広めていく為の手段としてご活用ください。
産前・産後におけるリアラインということで、体系の変化に伴う骨格や関節、また腹筋群など変化に対しどのように対処していくのかお伝えします。
第2回では、『腰痛・骨盤痛』をテーマに、まずは「病態」を想定してどのように評価をすべきか、また評価を進める中でどのように痛みを捉えていくのかを解説しています。そして「治療」についてもデバイスと運動療法について、それぞれの特徴を踏まえながら役割や効果、持続性、組み合わせ方についてレーダーチャートで紹介しています。
第3回のテーマは「胸郭」。その中でも腹直筋離解、乳腺炎の対処にフォーカスしています。まずは胸郭についての基本的な知識解説から始まり、それぞれの病態について解説をしていきます。治療ではそれらのエビデンスを踏まえ、妊娠、出産を経て変化した機能の回復を目的とした実技を紹介します。
産前産後の鼠蹊部と言うのは子宮の形の変化、大きさの変化とそれに伴う血管や神経の痛みが非常に多く、内臓との兼ね合いなども含めて考える必要があります。
第4回では、鼠蹊部痛・股関節痛というものを整理する上で、理解しておくとその後の産前産後の独特の問題点を整理しやすくなるアスリートにおける鼠径部痛症候群などから紹介していきます。
産前産後は運動習慣の変化や体型の変化、急激な体重の変化、アライメントの変化などが膝にも影響しやすい時期です。
睡眠時の姿勢の習慣や寝返りの習慣などが身体の特定の部位に癒着を作ります。そういった癒着は膝の周辺にも起こります。
そこからアライメントの変化を作るような原因因子が生まれてきます。
そういった話を織り交ぜながら膝の状態に対してどのように対処していくかを学んでいきます。