腱板断裂や肩関節不安定症は手術適応となることが多い肩関節疾患です。手術が行われた場合は、手術の目的と術後経過に沿った理学療法を展開し、安全かつ円滑な回復をもたらさなければなりません。そのために本セミナーでは各疾患の病態や各手術の基本事項および、侵襲部位へかかる負荷について解説します。加えて、手術により低下した機能、術前から低下している機能をそれぞれ把握する方法を学び、効果的・効率的な術後理学療法が提供できるようになることを目的とします。
■講師:村木 孝行(東北大学病院リハビリテーション部/理学療法士)