下肢の運動機能を向上させ、動作の改善を図るには,「長い年月」が必要になります。関節や筋を操作する技術を正確に行うことで治療技術は向上します。
しかし、いくら治療技術を極めても「どこを治すか?」が分からなくては症状の改善には至りません。これを経験論や主観的な観察に留めるから「長い年月」が必要になると思っています。
本講演では「どこが問題になりやすいのか?」解剖学・運動学的データに基づいて解説することで、「どこを治すか?」が理解できるようになります。
■講師:工藤 慎太郎(森ノ宮医療大学 保健医療学部 理学療法学科 准教授)