今治東・谷謙吾監督の『 蹴球動作改革 』~大切なことは「 ディテール 」に宿る~
★ 谷監督はなぜ、行く先々の学校を全国で戦えるチームにできたのか!?
★ “身体の理”にかなった動きを、丁寧かつ継続的に行うことで“習慣”に変える!!
★ 『Most important thing is detail』
名将ベンゲルの言葉を胸に、細部まで追求する!
★ インステップキック…蹴る足で「方向」が、軸足の押す力で「強さ」が決まる!
「基本が大切」というのは、どんな指導者でもわかっていることです。何度も何度も繰り返すことで、それは「習慣」となり、選手の動きをつくりあげます。
しかし、その動きは本当に“身体の理”にかなっているのでしょうか。無理のある動き、スピードを殺す動きを習慣にしてしまってはいないでしょうか。毎日何度も行う動きほど、間違っていると取り返しのつかないことになってしまいます。
そこで本作では、無理のない動作を身につけるべく、様々なアプローチを紹介しています。ここでは独自の「インステップキック」の技術を軸に、今治東中等教育学校・谷謙吾監督に解説してもらいました。
今作のコンセプトは『大切なことは細部に宿る』ということ。あの名将・ベンゲルが語った言葉であり、谷監督が常に選手に言って聞かせるフレーズです。しつこいくらいにこだわり抜き、愚直にベースをつくり上げることで、普通の選手たちが全国で活躍できるようになり、進学しても成長し続ける選手になっていくのです。特別な身体能力がなくても、伸びる選手、勝てるチームはできます。他ではなかなか見られない理論を、この機会にご覧ください!
「動作改革」の基本となるインステップキックの使い方を丁寧に解説していきます。基本技術は慌てず、正しく、タイミングよく行うことが重要です。その後ターンや走りながらのプレーへと発展させます。プレッシャーのなかでも動きが止まらない、そんなプレーを目指していきます。
■イントロダクション