公立中学校“800日”の練習計画~カット・ツブ高・ダブルスで初心者が全国を狙う!
公立校でクラブ所属なし、大半が未経験の選手たちという状況にも関わらず、全国の強豪と肩を並べる今治市立日吉中学校。その強さの秘訣を紹介します!
中学校で実際に練習ができる日数は約800日。そのなかで私学やクラブ選手たちに勝つためには、しっかりとした戦略を持つ必要があります。ましてや初心者が多い公立中学校、工夫をしなければキャリアの長い選手に勝ち目はありません。
そこで高須昌寿先生が掲げるのが、『カットマン、ツブ高、ダブルス』という3つのポイントです。
800日後から逆算し、入学後から選手の適性や習熟度を見ながら独自のプレースタイルを持った選手に育てていく。3年生の夏、選手1人1人の力では負けていても、どこかで誰かが3点を取る負けないチームを作り上げていくのです。
どんな選手・チームにも全国に出たい、県大会で勝ちたいという各々の夢があります。日吉中の練習をヒントに、ぜひ皆さんの選手の夢もかなえてあげてください!
攻撃的な選手に対抗するために、団体戦にカットマンは不可欠です。ここではカットマンの適性診断から始まり、800日のなかでどう段階を踏んで指導をすれば一線を超えたカットマンに育てることができるかを解説します。
ここで紹介するものは中学生のうちに身につけておきたい技術ばかりです。
■イントロダクション ※3巻共通