学校柔道「初期指導のすべて」~2年半後、初心者が経験者と互角に渡り合うために~
学校の柔道部にはいろいろな選手が入部してきます。
町道場に通っていた選手もいれば、当然中学校から柔道を始める初心者もいます。
なかにはテレビでも柔道の試合を見たことがない、友達の付添いで来たなんていう場合もあるでしょう。
しかし、せっかく道場の門を叩いた原石たちを、初心者だからといって無視してしまっては指導者失格です。
はじめは何もできないかもしれません。時間がかかるかもしれません。
それでも、ポイントをおさえて「きちんと」指導をしてあげれば、原石は輝き始めます。
この動画ではそんな「きちんと」という部分を、初心者指導というテーマに則って紹介していきます。
指導・解説をしてくれたのは練馬区立貫井中学校の髙橋健司先生。
全柔連の審判委員も務める同氏は、これまで公立の中学校で柔道指導を経験し、
多くの“初心者”たちを経験者に負けない選手に育ててきました。現在の貫井中の選手たちもおよそ3分の2が中学校からのスタート組。
卒業生のなかには強豪ひしめく東京でありながら、素人から始めて全国の舞台を踏んだ選手もいます。
内容としては各立ち技、抑え技の細かなポイントを解説しており、
初心者が陥りやすいポイントを知り尽くしている髙橋先生ならではの、指導動画に仕上がっています。
指導経験の少ない先生、柔道経験のない先生には特におススメ。
簡単そうで実は難しい、「基礎」を教えるということを学んでいただける1本です!
まず足技の動きを覚えるためのウォーミングアップを紹介します。そこから背負投、一本背負投といった立ち技の指導へ。
安全に稽古をすることを第一に、それぞれの技において「指導者が見るべき点」を挙げていきます。
基本的な動きにこそ、重要なポイントが隠されています。
■イントロダクション