★「全員がセッターになれる」ように考えられたドリル
オールラウンダーの育成をモットーに指導する海川監督は、全員がセッターをできるようになることを目指します。カテゴリーが上がってからのことを考え、プレーの幅を広げることがひとつの目的ですが、何よりも6人制バレーボールでは誰でもトスを上げる可能性があり、トスを上げられることは、チーム力の向上に直結します。
本作では、基礎を大切にする海川監督こだわりの、基本のパスドリルからフットワーク、コンビネーションまでを収録しています。また、男女やカテゴリーによるスキルの違いにも触れているのであらゆるチームで参考にできるでしょう。
★細部にこだわるために細分化されたドリル
トスを上げるには多くの能力やスキルが求められます。そのため、紹介していただいたドリルはボールを扱う技術はもちろん、視野やタイミングなど必要な力をひとつひとつ習得できるように目的ごとに細分化されています。各ドリルのポイントも明確で、セッターに必要な能力を理解することもでき、指導の道筋もイメージしやすくなっています。
★実際にはこう使われている
駿台学園中では、チームの状況に応じてその日に合ったドリルを選択して練習をしています。またこの一連のドリルはセッターの適性を判断するためにも有効で、全員で行う中で正セッターを決定します。
■指導・解説:海川 博文(駿台学園中学校男子バレーボール部監督)
■実技協力:駿台学園中学校男子バレーボール部
★配信予定
2023年2月 【第1章】セッターにつながるパスの指導&ドリル
2023年3月 【第2章】セッターの指導&ドリル