毎日の練習で北中城中バスケット部が重要視していることは「練習の形にこだわらないこと」です。そして練習形態をシンプルにして、目的をハッキリさせることで実戦に近い状況をつくり、応用力を身に付けます。このシリーズでは、練習が約束事にならないために、そして実戦的に練習を行うための基本ドリルとその指導ノウハウを紹介します。例えば、練習の決め事に反したとしても、それはミスではありません。むしろ、いかに応用を利かせて、いい形でリングを狙えるかということにポイントを置いて指導をしています。実戦の中でも応用の利いた展開を作れるのは、選手達が形にこだわらずに臨機応変に練習に取り組み、楽しみながらプレイすることができるからなのです。ぜひ、これからのチームづくりにお役立て下さい。