平成10・11年の全国大会で2連覇の偉業を成し遂げた岩手県千厩町立千厩中学校女子ソフトボール部。当時、在任わずか2年余りで日本一のチームを作り上げた伝説の指導者、榊原幸男氏。「ピッチャーが1日200球の投球練習をしたら、バッターは300回スイングすればいい!」「ピッチャーに勝ちたければ、ピッチャーより多く練習をすること!」「大切なことは、どれだけ努力を惜しまずに、高い意識で練習ができるか!?勝敗は、その結果に過ぎない!」榊原氏の指導は常に明解です。経験と実績によって培った確かな技術。今回のシリーズでは、まさに「バッティングの極意」を皆様にお伝えします! ここでは、真ん中のストレートボールを前提としたバッティングの基本を解説。自分に合ったバット選びから始まり、ティーを使いながらボールを捕らえるポイントを確認し、バットコントロールによって打球を打ち分ける技術を身に付けます。