ソフトボール“格上への挑戦状”~桜宮高校「叩きつけ」と「走塁」の指導法~
激戦区大阪にあり、公立校ながら毎年のように全国へ駒を進めている桜宮高校。
その勝負強さの秘訣は、特徴ともいえる「叩きつけ」 と 「走塁」にあります。
力のあるバッターでなくても「叩きつけ」をマスターすることで、大きな戦力へと変わります。バントなのか叩きなのか、相手に考えさせるだけで戦術の幅は一気に広がっていくはずです。
また、桜宮高校の「走塁」も非常に特徴的。十数校が集まった合宿でベースランニングトライアルを行なったところ、同校の選手が1位の記録をたたき出したといいます。決して一番足が速いわけではないのに出た結果の裏には、常識では考えられない走り方がありました。
選手個々では負けていても、工夫と研究次第では試合に勝つことができる。そんなソフトボールの醍醐味を、この作品で実現してみてください!
もはや桜宮高校の代名詞ともなった「叩きつけ」のメカニズムから、その練習法までを公開しています。コツは通常のスイングのような「横振り」にならないこと。「縦振り」にしていくための方法を段階的に紹介します。左打者と右打者の違いなど、指導者として知っておきたいことが満載です。
■イントロダクション