自然体バレーの中級編!県大会で上位にいきたい、全国大会を目指している、そんな先生方に向けた1本です。
これまでも「自然体バレーシリーズ」ではレシーブやスパイク、ブロックの動きを多数紹介してきました。
どのように動けば体に負担をかけず、より大きく力を発揮できるのか。動きの“基本づくり”という視点で、非常に多くの指導者、選手たちが「自然体」を体感してきました。
しかし、どんなスキルも実戦で活かせないと意味がありません。そこで今回はより試合を意識し、これまで習得してきたスキルをステップアップさせるための練習法を紹介しています。
今回モデルとして協力してくれた盛岡市立厨川中学校も、数年前から定期的に自然体バレーの講習を受け、徐々にレベルアップしてきたチームです。2012年には東北大会を制し、全国大会にも出場しています。出演した選手も、県代表としてJOCジュニアオリンピックに出場するなど活躍しています。
作中では、厨川中が実際に取り入れている練習を中心に、それぞれのスキルのポイントを段階的に解説しています。
「少しでも上のレベルで試合をさせてやりたい」「自然体の基本はある程度身につけた」そんな指導者の方にはぴったりの内容となっています。
スパイクのスキルを中心に、体の使い方を分解しながら段階的に技術を解説していきます。最終的には「ブロックアウト」や「超クロススパイク」などの完成を目指しますが、徐々にレベルを上げていくことで、誰もがスキルを身につけられるようになっていきます。
■イントロダクション