高校で活躍できる選手を育成する!
四国を代表する強豪中学野球部、香川大附属坂出中学校の長尾監督が、その考え方と指導法を公開してくれました。
中学の部活として野球ができる時間は2年数か月しかありません。日数にするとおよそ800日。そのなかでできること、やるべきことはそれほど多くはないのです。そんな「中学時代にやっておきたいこと」を集約し、体づくりと技術の基礎づくりに分け、長尾監督に解説してもらいました。
その他、巻末のインタビューでは長尾流のチーム運営術も紹介。年間の練習計画や、1年生を効率よく練習させる方法など、システムづくりについても語ってくれました。
文武両道を貫き、短い練習時間や狭い練習環境のなかでも安定した結果を残す同校。そして多くのOBが高校球児となり、甲子園などで活躍しています。そんな附属坂出中の練習をぜひ参考にしてみてください!
ウォーミングアップやランニングといった、毎日行う練習のなかで、野球選手に欠かせない能力を養っていきます。ポイントは股関節や肩甲骨の可動域を広げること、瞬発的な動きに慣れていくという点です。