現代サッカーの主流である「ポゼッションサッカー」は、実際チームに取り入れてみると高い技術が必須であることがわかります。高い理想に現実の技術が追い付かず、選手が悔しい思いをしているチームも多いのではないでしょうか。
そこでこの映像では、格上チームが相手でも負けない、トーナメントで生き残るための戦い方をご紹介します。指導・解説は都立駒場高等学校の山下正人監督。公立の進学校で「一流選手は入ってこない」環境でも「真面目で一生懸命やる選手」を集めて強固なディフェンス力をつくり、結果を残してきました。
今回はその「ディフェンス」を中心に、基礎のトレーニングからその実践までをご紹介します。まずはスピード、強さ、という個のディフェンス力を伸ばし、いつ、どこへ追い込むかなどの約束事を踏まえながら組織のディフェンス力を伸ばします。また、ボールを奪った後はいかに少ない手数で相手陣地を攻め上がるかといった「守から攻の切替」についても解説しています。
選手の「勝ちたい」気持ちに応えたい指導者に、ぜひオススメです!
ボールを奪うには「スピード・強さ・高さ・判断・精神力」が必要不可欠です。基礎トレーニングでそれらを鍛えながら、どう止まり、どう動き出せば素早い動きができるかをステップワークで落とし込んでいきます。駒場高校のコンセプト「走れ・競れ・粘れ」の柱となるトレーニングです。
■イントロダクション