復習と新教材の導入という全く普段行われている授業の流れの中で、絶対評価の視点から、現段階で可能なものの一つとして提案された貴重な授業記録です。絶対評価が実際の授業の中でどのように行われているかという疑問や、指導案の書き方などに対して、非常に具体的でわかりやすい切り口を提供しています。よく練られた授業展開とTeacher Talk、多くの生徒に指名して発言を促したり、音楽や音声を上手に使った教材の提示、フラッシュカードの使用方法を含めた教科書の音読指導などは、よく分かる授業を支える指導方法の実例と言えるでしょう。