文法を英語で教えるにはどうしたら良いか…?
本作は、「受動態」をテーマに、同じ内容を英語で授業した場合と日本語でした場合の2パターンを収録しました。
英語で文法を扱うときのポイントや視点の持ち方をご紹介します。
例えば、主語+be動詞+過去分詞+byというようなことは概ね理解できたところで、なぜbyがあるのか、とかなぜbe動詞が必要なのかという、生徒にとってはやっかいだと感じる部分を英語で説明することによって、生徒が文法に対してそうだったのか!という発見をさせることが狙いとなっています。
日本語で指導するほうが効果的だと思っている方の考えをすっかり変える授業展開にもご注目ください。
中学校で学習する英文法を、どのように捉え、指導していけば良いかを考えていきます。
まず最初に「料理とお皿」という比喩を用いて英語の文法を見つめ直します。また、スパイラルに英語力をアップしていくための活動例や教科書の本文などを使って音読や暗唱、リプロダクションなどの活動に取り組む際のポイントをご紹介します。
そして、メッセージを伝えるために必要な「幹」と、それらに彩りを加える「枝」に分類して、それぞれの役割を整理します。「意味順」が英語の幹、「名詞句」が英語の枝ではないかという提案です。どの段階においても具体的な授業の活動事例を紹介しながらすすめていきます。
文法用語をできるだけ使わずに、コミュニケーション中で理解する…というアプローチで研究を重ねてきた奥村先生の“文法指導に関する考え方”について議論を深めていただきました。突き詰めていくと「後置修飾の難しさ」にたどり着き、その理解を促すための独自の視点での教材開発の中で、様々な教材を紹介しています。
今の時代、教員養成・研修の充実が必要な状況で横浜市ではどのように考え研修時間や内容を確保しようとしてきたのか。そのために導入した「YOT」とは、どういった研修システムなのか。また教員研修の将来像ではこれからの教育委員会の役割や研修会の在り方、大学との連携をどのように考えていくか、時間割の工夫はどうしていくのかなど、将来を見据えながら活発な意見交換を行います。
この作品は、2016年10月に名古屋で行われた「英語教育達人セミナー」での発表を収録し、さらに解説を加えたものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「英語でフル活動体験しよう!」というテーマのもと、All in Englishで授業実践例を実演しています。
★前置詞の理解は日本語の助詞との類似性と意味領域の差に気がつくこと
★日本語の助詞との違いを楽しみながら前置詞のイメージを捉える授業
前置詞の指導のコツは 「どうやってイメージを広げさせるか」 に尽きます。
イメージを図やビジュアル、言葉などで表現する方法がありますが、今回は漢字1文字で表わしています。漢字にこだわる必要はありませんが、何か方針を決めて新しい前置詞に触れるたびにイメージを示す習慣が大事になってきます。そして、繰り返しリマインドすることで前置詞が定着しますので、ぜひ内田先生のアイディアを前置詞指導にご活用ください!
なぜ前置詞が難しいと感じるのか、体験的に示しながら、どういった点に気をつけて、どこを意識しながら勉強するのかを提示した授業を展開しています。
熊谷市では市立中学の全16校で5ラウンドシステムを取り入れています。
そこで今回は、そもそもラウンドシステムとは何なのかという部分はもちろん、市全体でラウンドシステムを実施するメリット・デメリットや教師・生徒双方の変化、また今後導入を考えている学校へのアドバイスなど実体験をもとにお伝えします。
ゲスト: 岡村 賢一(熊谷市教育委員会 学校教育課 指導主事)
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
TPR(Total Physical Response)とは、リスニング優先の指導法・学習法の一つで、外国語を聴き、体の動きを通して学ぶ方法です。英語圏の国々では一般的な指導方法として、特に英語圏以外の国からやってきた子ども達に英語を教育する際に役に立つ指導法として使われています。この海外では確立されている指導法を、日本の指導現場でもすぐに取り入れやすいように、体系的にまとめたのが本作です。
英語を「聞く」、それに反応して「動作する(話す)」という、母国語を自然に身につけた時と同じこの手法は、小学生のような英語初学者や、英語を苦手としている中高大学生まで広く有効です。 本作では、英語を始めたばかりの生徒に対するアルファベットの指導から、いろいろな品詞の語彙指導、文法指導など、様々な指導のバリエーションをご覧いただけます。
TPRは、黙読時の語彙の処理速度やリスニング、リーディング、スピーキングに対する指導にも効果が認められており、スムーズな小中接続に対する効果も期待できます。
英語を頭ではなく耳で捉えて抵抗無く反応出来るようになる!実際の言語使用場面に近い形で英語がどんどん身についていく!そんな画期的な指導法を、是非、日頃の授業の中に取り入れてみてください!
今回のテーマは『中高ギャップを埋める~英語基礎力定着への工夫~』です。
根岸先生には中学から高校に上がる際の、教科書や授業の難易度のギャップはどれほどのものなのか、そして、そのギャップを埋めるコアラ(Core Leaning)を実践している野澤先生と遠藤先生には活動の解説と効果をお話ししていただきました。
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
☆わずかな準備で大きな効果!あなたにとっての「玉手箱」第6弾!!
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる人気DVDシリーズの第6弾の登場です。
今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
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改革に向け問題点が山積みの大学入試。昔から『入試があるから高校の英語教育は変わらない』と言われることもありましたが、果たしてそれは本当なのかどうか。今までの入試の傾向と今後どのように変化していくのかを、大学入試に詳しい片山先生をお迎えし解説します。
■ゲスト:片山七三雄(東京理科大学)
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
今回の対談では、Sherpa(シェルパ:Senior High English Reform Project ALC)のメンバーを3名お迎えし、そのメンバーと行ってきた調査を元に、中学校で習った英語を高校生がどれくらい使いこなしているのかを解説します。
■ゲスト:鈴木祐一(神奈川大学)/大田 悦子(東洋大学)/臼倉美里(東京学芸大学)
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
ラウンド・システムとは、第二言語習得理論等を参考に、多くの英語を聞かせ、何度も言語材料に触れさせること(スパイラルな学習)を重視し、教科書を1年間で4~5回繰り返して使い言語材料の定着を図ることを狙い考え出されたカリキュラムです。今回はいつもの対談形式とは違った形式で、全国でラウンド・システムに取り組まれている先生方に集まって頂き、現状の報告や成功例・失敗例などの意見交換をしていただきました。日頃の悩み解決に繋がる情報が盛りだくさんです!!
■ゲスト:横浜南高校附属中学校/熊谷市各校/高知県立中村中学校
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
英語の授業に集中して取り組むために作られた『633システム』。
これは英語授業の時間配分のことで、通常は各学年4時間ずつの配分するところを、中1に6時間、中2に3時間、中3に3時間に変更し「中1が要である」という認識からスタートする新たな英語プログラムです。今回は2名のゲストをお招きし、この『633システム』の誕生から導入、システムがもたらした結果までをお話いただきました。
■ゲスト:日台 滋之(玉川大学)/太田 洋(東京家政大学)
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
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中学を卒業して高校へ進学しても、中学英語を卒業出来ているかどうかは分からないというのが現状です。
中学英語で習う最初の基礎・基本は語順と思われがちですが、それ以前に名詞句を理解していなければ、英語のレベルが上がれば上がるほどついていけなくなってしまう傾向があります。 基礎の段階で意味をしっかり理解し、高校英語へと繋げることが出来るよう、お二人がこれまで取り組んできたことをお話しして頂きます。
■ゲスト:羽山恵(獨協大学)
金谷憲の対談シリーズ ~じっくり語ろう英語教育~
金谷先生が、毎回ゲストをお招きし、英語教育の様々なトピックについてじっくり語る本シリーズです。今までの、そしてこれからの英語教育についてゲストと共に奥深くまで掘り下げます!
英語運用能力評価協会(ELPA)が主催する『ELPA英語教育フォーラム2018』の模様をJLCオンデマンド限定で配信をいたします。
今回のテーマは『「文法」を「教える」?~英語授業での「文法」の扱い方を考える~』です。
「5ラウンドシステム」の実践者である梶ヶ谷先生と「TANABU Model」の実践者である堤先生には、授業の中で文法をどのように教えているか、『英語指導における効果的な誤り訂正』などの著書を持つ白畑先生には文法は体系的に教えるべきなのか、文法の誤りはどこまで訂正したらよいのか、などのお話をしていただきました。
5ラウンドシステムとは、1年間に教科書を5回繰り返して使用する授業スタイルです。
横浜市立南高等学校附属中学校で実施され、切り口を変えて何度も学習することで「聞く、読む、書く、話す」の4技能を高めるカリキュラムとして大きな成果を上げています。
今回の達セミでは、金谷憲先生、西村秀之先生に横浜市立南高等学校付属中学校での実際の授業の取り組みと横浜市以外での導入事例を解説していただきました。現在この取り組みは全国的にも注目されており、是非多くの先生方にご覧いただきたい内容となっています。
※この映像は2017年10月の行われた「英語教育達人セミナー」での講座を収録したものです。
日本人学習者にとって英語のリズムを身に付けることは子音や母音を身につけることにもまして重要なことです。リズムを無視して英語を話しても通じにくいですし、聞き取りもできません。しかし、質をほとんど無視して単に何度も読ませるための音読バリエーションはさまざま提案されている一方、音読指導の中で英語のリズムを意識させ、よりよいプロソディを習得させるための実践はほとんどなされていないように思われます。
そこで、現在行われている中学・高校の授業にはほとんど欠けていると思われる、英語による本文理解活動 ♪本文を用いたリズミック音読というテーマにチャレンジします。
英語による本文理解活動では、新出の構文や文法事項なども、英語で説明することは決して無理なことではありません。文法用語を用いず、文法の現象自体を、図解なども交えながら易しく説明するのは十分に可能です。
♪「リズミック音読」でのビートの表現法には、音楽好きな生徒に合いそうなもの、体育会系の生徒に好まれそうなもの、性別問わずに使えそうなものなど、いろいろなバリエーションが可能です。担当の生徒と先生ご自身の「キャラ」に会ったやり方を是非開発して、楽しい授業を実践するヒントにしていただければ幸いです。
この作品では「本文の内容理解自体を、英語でこんな風にできるのではないでしょうか」という提案を、1巻では中学校編として、2巻では高校編として収録しています。
ラウンド制指導法とは
学習者の英語力を伸ばすには、インプット、気づき、インテイク、アウトプットの機会をたくさん学習者にあたえることが必要だと言われます。したがって、授業では、量は少なくても、質の良い教材を、いろいろな角度から繰り返し学習できるように、いろいろな活動と組み合わせること、時間(日)を置いた、大量で多様な反復学習を行うこと、学習したことを使って、理解したり、発表したりするたくさんの機会を用意することなどが大切となります。そのための指導法としてラウンド制指導法があります。
多様な方法を用いて、いろいろな角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能をバランスよく伸ばし、入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成を目指す指導法です。
この作品では、中学校と高等学校でのラウンド制指導について、それぞれのラウンドの目的と指導手順、指導上の留意点などの解説と授業実践(模擬授業)で詳しく紹介していますので、ラウンド制指導の内容をより深く理解していただける内容となっています。
会話を進められないのは、英語の能力不足ではない!
英語でのコミュニケーション活動は、生徒にとっては難しいことです。留学生との交流会の中でも会話が進まず、気まずい静寂が続くようなこともあります。国際教養大学にはEnglish Villageという2泊3日の中高生向け英語研修プログラムがあります。この中でも生徒が留学生にインタビューする時間が設定されていますが、なかなか会話が進みませんでした。
生徒がなかなか会話を進められない理由は、英語の能力が不足しているわけではありません。主な原因は何を話して良いのかが思いつかないことにあります。「どこから来たの?」「趣味は何?」「家族は何人?」など、脈絡のない質問を一通りした後は、もう何も頭に思い浮かばなくなるようです。つまり、「考える訓練」が必要だったのです。この問題を解決するためにEnglish Villageの学生スタッフが議論し、試行錯誤を重ねて作り上げたプログラムが、今回収録した「Ask Plus Answer Plus~一言添えて広がる英会話~」です。
5W1Hの疑問文を足がかりにした会話を進めいていく仕組み!
5W1Hを意識して疑問文を作ることを足がかりにいろいろと尋ねていく調練(Ask Plus)をするのが主な狙いです。また、逆に相手から質問された場合も、単に回答するだけでなく、自分の回答について自分自身に5W1Hを用いた質問をして、その答えを添える訓練(Answer Plus)をすると会話が進むということにも着目しました。
例えば、Do you like sports?と訊かれたら、単にYes, I do.と答えるのではなくて、自分自身に、What sports do I like?と尋ねて、その答えを添えてます。そうすると、Yes ,I do.I like baseball.と答えることができます。
一言添えることで、会話が広がります。さらに、5W1Hを使えばWhen did you start playing basketball? How often do you practice it?のように会話を進めていけるという仕組みです。
■はじめに
アクティブ・ラーニング(以下A.L.)の中でも、最も質の高い学びをもたらすのが「協同(協働)学習」です。次期学習指導要領では、教師主導による講義型の授業スタイルから、学習者同士が協同しながら主体的に深い学びを行うA.L.の視点を取り入れた授業スタイルへと転換する方針が打ち出されています。
英語科ではペアやグループを取り入れた授業も見られるものの、伝統的な講義スタイルに慣れ親しんだ教師にとって、A.L.への転換は容易ではありません。形のみ真似て、結果的に授業の質を低下させることも懸念されます。「学習者同士が関わり合い、高め合う必然性」をいかに組み込むかということが重要となるのです。
本作では、各地で先駆的に協同授業を取り入れている中・高の先生方の実践例を紹介。あまり過度の準備を必要とせずに実践可能な学習活動や授業展開をメインに取り上げました。
中高生のプレゼン指導素材に!
国際教養大学の取り組みとして「English Village」という活動があります。English Villageとは国際教養大学で行っている中高生対象の英語研修プログラム。このプログラムでは、同大学の学部生や大学院生がすべての指導を担当しており、参加した中高生は自分に年齢の近い学生たちが自在に英語を使う姿をロールモデルとして捉え、刺激になっています。
大学生や大学院生が自ら考え行うプレゼンテーション。そして、You-Tubeを使った発信型授業での新しい試みは、次世代へつながる英語教員養成や英語を好きになる高校生の育成など、新しい形の学びとなっています。
今回の作品ではプレゼン型、しかも英語版、日本語版両方で学べる単語習得のための授業パターンを学生が行ったものを中心に収録しており、幅広く役立てられます!
■イントロダクション
「CAN-DOリスト」を作ったまでは良いが、使い方がわからない、全く活かされていない・・・。そのような悩みや声にお応えする作品が完成しました!
CAN-DOリストにおける中学2年生での目標は「身近でなじみのある話題について、相手に質問したりしながら会話を続けることができる」となっており、この作品では、この目標を達成するために3つに分解して、毎日の授業でどのように教科書を活用したらいいのかを取り上げています。また、学期ごとの活動例として、各単元、そして1時間の授業単位をどのように作っていけばいいのかを具体的にご紹介していきます。
この作品は、2016年6月に東京で行われた英語教育・達人セミナーを収録したものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「生徒たちが英語を好きになる」授業実践の数々を実演しています。
第1巻では、通常の授業の冒頭で行っている毎時の帯活動(スピーキング活動、ペアワーク、グループワーク)などを実際に参加者に体験してもらいながら、英語を楽しんでいただきます。
次に、普段授業で行っている活動、家庭学習とのリンク、そして、英英辞典を使った授業実践と家庭学習の仕方を紹介。
さらに、同時通訳トレーニング教材の作り方、教科書への応用の仕方、スピーキング活動の充実の仕方、帯活動の充実のさせ方、発音指導の仕方、生の素材を使った英語の多読活動など、今生徒と行っていることを全てお話ししていただいています。
■はじめに
★授業でICT・・・何から始める?そのヒントが入ってます。
★ICTは怖くない!!この作品で授業の幅が拡がります!
電子黒板を始め教室環境を急激に変えてきたICT。現代の子どもたちはコンピューターを始め、様々なデジタル機器に精通して慣れ親しんでいる子どもたちです。その様な子どもたちを引きつけるだけでなく、力をつけさせていくためのICTとはどういったものなのでしょうか。
教室環境がデジタル化されて変わったからといって、授業そのものが変わるわけではありません。それは授業を行う教師自身が、機器やソフトをどのように使いこなすかに関わってきます。
今作は、今年21周年を迎えた(2016年3月)英語教育・達人セミナーにおいて、全国各地でICTをテーマに発表を行っている次世代を担う若手講師が実践紹介をしたものです。高いと思っている敷居はいつまでも高いもの。ICTは難しい、お金がかかる、今から覚えるのは大変だ・・・そんな思いがある方に、ぜひご覧いただきたいシリーズです。
子どもたちに英語を聞き話す力を育てたい、そして英語を聞けた、話せた、コミュニケーションを取れたという喜びを味わってほしいと願っています。その願いを達成するためにICT機器の活用は非常に有効です。
子どもたちに一番人気の活動、「英語で説明しよう」。いわゆる英語ができる子よりも、やんちゃな子が活躍して教室は盛り上がります。今回紹介する活動が先生方の実践のヒントになれば幸いです。
■ウォームアップ
『現在完了』は、中学校または高校でも最もつまずきやすい文法項目の一つです。
文法でみると『have/has+過去分詞』という、とてもシンプルな形ですが、一番の問題点は「経験」「継続」「完了」と3つの意味合いがあって、それらを使い分けることが難しい点です。
また古文では「つ、ぬ、たり、り」のような完了形がありましたが、現代の日本語にはないという要因で理解が難しいところがあります。また、『現在完了』の形や訳し方はわかっていても「過去の文との区別がよくわからない」「なぜ完了形でなければいけないのか」というところが理解できていないことに問題があります。
今回の授業では現在完了の「完了」と「過去」をきちんと区別をして、どちらの表現をどういった状況の時に使うべきかというところまで触れていきます。また、時間軸上に「基準点」という新しい概念を設定することで、『現在完了』から未来完了、過去完了まで一度に扱うことができます。
通常の授業では『現在完了』は時間をかけて「継続」⇒「完了」⇒「経験」という具合に授業を進めがちですが、文法項目の指導においては一つ一つを順番に確実に進めるのではなく、まずは最初におおまかな全体像をつかませ、「これはできるぞ!」というような感覚を与えることが効果的です。生徒の中に 「おもしろいぞ!わかるぞ!」 という感覚が芽生えることで、さらに深く掘り下げて授業を展開することが可能になります。
■はじめに
教えづらい、生徒の定着が困難とされている文法項目の指導法に特化した講義が「文法指導苦手克服シリーズ」としてスタート!
関係代名詞は中学校3年生から高校1年生の2年間をかけて少しずつ指導するというのが一般的です。
重要な文法項目である上に、概念としてはとても複雑なため、時間をかけてゆっくり教えたい…。しかし今回の授業は、そういった概念から思い切って離れて、関係代名詞のすべての格―【who】, 【which】, 【whose】, 【whom】 について一度に教えてしまおうという試みです。
関係代名詞を理解する上で不可欠なのは、日本語の助詞の理解です。まず、日本語の助詞の機能をできるだけ文法用語を避けて生徒に理解させ、関係代名詞についての説明をする前に、関係代名詞を含んだ文の意味を前から後ろへという自然な語順で読み取る訓練をします。この段階では生徒は関係代名詞を全く理解していませんが、英文の意味を確実に捉えることができる点にご注目ください。
このステップの後に、初めて関係代名詞の働きを導入しますが、どのような関係代名詞がどのような場合に用いられるのかを生徒が自ら発見していけるように指導します。英文を後ろから前に訳すとか、日本語の文を英語に直すという一般的な作業は、最終段階で軽く触れます。関係代名詞の全貌のイメージをまず生徒につかませるというマクロ的な指導法です。この後に繰り返し練習を行うことで、関係代名詞のより確実な定着が図れることでしょう。
今回は「協働学習のある英語授業をめざして」をテーマにして、ワークショップでは、広島市立井口中学校の胡子美由紀先生が、「生徒が互いに磨き合う学習環境の構築」について、 また、岡山県立岡山一宮高等学校の目崎浩子先生が、「高等学校での協働学習の実際」について紹介していただきました。参加者が生徒となって学習過程を体験しながら学ぶ形式で進められ、ペアワークやグループワークが、生徒の学びを促進し、助け合う心を育むことを実感することができました。
また、国際教養大学の内田浩樹教授が、大学院の学生やセミナー参加者と共にワークショップで紹介された活動を英語教育理論の観点から分析する公開レクチャーを実施しました。理論に照らし合わせてその効果を理解していることが、よい実践を生み出す条件となります。
全国から集まった参加者からは、「自分の授業に自分で限界を作ってしまっていた。生徒の可能性を信じて生徒を伸ばす授業に取り組みたい」などの声が聞かれました。 お二人の先生方の授業実践例と英語教育理論的にその効果を理解することで、明日からの英語授業のための大きなヒントが得られることでしょう。
「 コミュニケーション力と英語活用力を育成する指導 」
「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」で、世界で活躍できる人材の育成を目指し、小学校における英語教育の拡充強化、中学校・高等学校における英語教育の高度化などを通して生徒の英語力向上を目ざす取り組みが示されました。
しかし、英語教師が忘れてはならないのは、英語を媒体として人を育てるという視点です。豊かな人間性をもち社会に貢献できる人、そして自分のことを大事にできる人を育てることが英語教育の究極の目的だと思います。
本講座では、生徒が英語ということばに興味をもち、仲間と学びを深めていく中で他者とかかわり合う力を鍛え、ひとりの人間として豊かに成長していくことをめざした日々の実践を4技能統合型言語活動と協働学習を軸にして紹介します。
■ 胡子美由紀先生の紹介
本作では、英語教師が文法指導をデザインする際、何がポイントであるかを具体的に提案することをねらいとしました。
step1
文法の特徴を生かした指導の提案を行っています。文法指導を効率よく行うためには、文法の特徴をしっかりと押さえて指導を考えることが大切です。どのように文法の特徴を捉え、それを指導にどう生かすのかを紹介します。
step2
第2に、指導目標から逆算した授業展開を提案します。授業が終わった時点で生徒がどのような状態になってほしいのかを教師が具体的にイメージすることが大切です。そのゴールイメージに生徒が到達するためには、どのようなステップで授業を展開していけばよいのかをぜひ映像で見てください。
step3
第3に、無理のないシンプルな文法指導とはどのようなものかを提案します。シンプルな指導とは、大掛かりな活動を仕組むのではなく、場面や例文などを工夫することによって、提示する例文を厳選することによって、文法の本質部分に生徒が自然と気づく指導をさします。これならできそうだと思っていただけるような無理のない授業にすることを心がけました。
step4
第4に、英語を使った文法指導のあり方を提案します。文法説明の部分では日本語を使いますが、それ以外の部分においてはオールイングリッシュで授業を進めています。教師がどのように英語を使って文法を生徒に理解させることができるか具体的に紹介しています。本作をご覧いただくことで、英語教師がどのように日々の文法指導をデザインしていけばよいのか、そのポイントをご理解いただけることでしょう。
今回のライブ授業では、ニュース素材を教材として利用する際のシステマチックな指導法を取り上げました。個々のニュース素材に対してその都度指導法を考えるのは非効率です。指導の流れの大枠をつくることが、コンスタントな素材利用のキーとなります。この授業ではCNNeeのNEWS DIGESTを例に指導の枠組みを提案すること、そして4技能を活用することを目的としており、3つの指導パターンで4技能をカバーしています。
3つのパターンに共通する作業は、ニュースのタイトルから、ニュースの内容を予測させたり、考えさせたりすることから始まる点です。これをグループディスカッション等でおこなうことで、スピーキングのスキルを活用させることになります。
もう一つの指導手順は、語彙などの言語項目の確認は基本的に最後に配置すること。理解しながらの言語項目指導は、生徒のフォーカスを曇らせることにつながります。また、いくらか知らない単語があっても全体の意味を把握することができるということを理解させるためにはこの手順が有効となります。
はじめに
・授業の概要と目的について
英語の学習で音読が大切であることは認識されているため、多くの英語の授業で音読指導が行われています。しかし、教師のモデルを聞いて繰り返すリピート練習を、「一度だけ行って終わり」という例も多く見られます。授業で取り入れることができる音読の方法はさまざまであり、生徒にどのような力をつけさせたいかによって、効果的な方法は異なります。
「1つ1つの単語の発音を確認させたい」のか「文全体のリズムやイントネーションに注意を向けさせたい」のかによって、リピートの際のポーズの取り方が異なります。また、「生徒自身の内容理解を深めるための音読か」それとも「聞き手にわかりやすく伝えるために文章を音声化するのか」によって、表現のさせ方が異なりますし、「英文の暗唱が目的か」あるいは「文法の運用能力を身につけさせることが目的か」によって、使用するハンドアウトの形式を変えなければなりません。
さらに、「生徒が練習する回数を確保したい」のか、「全員の生徒の発音を教師がチェックしたい」のかで、クラスで一斉に練習をさせるのか、発表形式を取り入れるのかも変わります。このDVDでは、指導の目的に合わせた音読指導のバリエーションを、阿野幸一先生の分りやすい解説とともに紹介しています。
5ラウンドシステムとは、第二言語習得理論等を参考に、多くの英語を聞かせ、何度も言語材料に触れさせること(スパイラルな学習)を重視し、教科書を1年間で4~5回繰り返して使い言語材料の定着を図ることを狙い考え出されたカリキュラムです。
横浜市立南高等学校附属中学校では「中学3年終了時に様々なトピックに対し自分の言葉(英語)で伝えられる生徒の育成」を大きな目標に掲げこの5ラウンドシステムを用い日々の授業実践を行っています。
スピーチなど準備した自己表現はもとより、与えられたトピックや、チャットなどの即興性の求められる場面でも、その状況を考えて中学校レベルの表現を自由に使える英語力を生徒は身につけてきています。
本作では、特に1年生での実践内容を取り上げました。
ここでは、それぞれのラウンドでの実践内容を、マイクロティーチングと実際の授業映像を通して詳しく紹介しています。
この新たな取り組みは、3年間を経過し確実な成果を上げており、全国の英語教育関係者から大きな注目が集まっています。是非、多くの先生方にご覧いただければと思います。
作文といった時には大きく分けて2つの方向性があります。
①特定の表現(構文・イディオム)に慣れるための和文英訳活動
②自分の考えを英語で表現する活動
①と②の間には大きなギャップがあります。①が極めて基礎的であるのに対して、②はかなり高度のスキルです。中高の英作文の取り組みを見ると、①をやりながら、②でいきなりパラグラフライティングを指導していることが少なくありません。「まずtopic sentenceを書き、次にsupporting ideasを列挙して、最後にconclusionを」といった指導がこれにあたります。これでは生徒は書けません。せっかく頭の中に書きたいことがあっても、知らない単語があれば、それで止まってしまうのです。
しかし、ここで和英辞典を使用するような方向に指導すれば、生徒は永遠に自分の言葉で書くことはできるようになりません。いくら教師が口頭で、「辞書に頼らず自分の言葉で表現してみよう」と言ってみても、生徒にはその方法がわからないのです。「自分の言葉で表現する」とは、どういう作業なのかを生徒に体感させ、考えることで「書ける」ようになることを実感します。授業は日本語でおこなっていても、生徒の頭の中は「英語でいっぱいになる」、そういう授業を目指しました。
<はじめに>
・ライティングの活動と今回の授業の内容について
パフォーマンス・テストを授業に取り入れた福元先生と奥田先生の実践です。
パフォーマンス・テストとは、エッセイ・ライティング、プレゼンテーション、インタビュー、ペアワーク、グループ・ディスカッションなどを使ったテストのことです。実生活で使用されるスピーキングやライティングのタスクを用いるため、多肢選択テストに比べてauthenticity(真正性)が高く、学習者のみならず教師が授業の目的であるタスクをやり遂げようというモチベーションが上がると言われています。ここでは、パフォーマンス・テストを使用してアクション・リサーチに取り組んでこられた2名の先生方が、その指導内容について、使用するワークシートや評価表などを用いて詳しく解説し、ポイントとなる場面を模擬授業形式にて紹介しています。従来の筆記テスト重視の授業に比べ、授業をコミュニケーション重視に変え、パフォーマンス・テストを実施することで、生徒のモチベーションが上がり、学習効果が高まることがわかりました。
2013年3月、文部科学省は、「各中・高等学校の外国語教育における『CAN-DOリスト』の形での学習到達度目標設定のための手引き」を発表し、コミュニケーション能力を測定するため、「多肢選択形式等の筆記テストのみならず、面接、エッセー、スピーチ等のパフォーマンス評価」を実施することを提唱しました。パフォーマンス・テストを導入することによって、授業が変わり、生徒が変わります。是非ご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立てていただければと思います。
★シリーズ第3弾!AIU内田先生のワンショット授業!!
★「 気づき 」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
◎相手に伝える、伝わるプレゼンテーションとは?
◎中高生に適した指導の仕方が分かる!
◎そのまま再現すれば生徒は納得! 大学院生による再現授業も収録!
「プレゼンテーション」の指導は、英語の授業を英語で行うということが本格化してからますます注目されてきています。一般的なプレゼンテーションの指導においては、最初にフォーマルな手順(Topic → Supporting Ideas → Conclusion)の指導が行われます。
これは正しい方法ですし、アカデミックな内容には適している一方で、身近な内容について話す場合には必ずしも望ましい方法とは言えません。
中学校や高校での指導では、まずは、生徒が自分の考えていることが相手に伝わったという気持ちを体験すること、そして聞く側もプレゼーテーションを聞いて理解できた、人のプレゼンテーションを見て楽しかったというような経験をすることがとても重要です。
今回は、4つのトピックについて各2パターンのプレゼンテーションを生徒に見せ、生徒たちはそれぞれの良い点・悪い点をディスカッションしながら、自分でプレゼンテーションをする時にどんな点に注意して行えば良いかを発見していくという流れをご覧いただけます。
この授業を教室で再現できるように、パワーポイントファイル、8パターンのプレゼンテーションのスクリプトを添付しました。国際教養大学の大学院生による、再現授業を収録。高校生に指導している様子をダイジェストでご覧いただけます。
<はじめに>
この学級の生徒はこれまで、既習事項や言語材料を活用し、スキット、チャット、プリペアドスピーチ、リテリングや簡易ディベートなど、意見や思いを自分自身の言葉で表現する言語活動を行い、既習表現に留まらない言語運用力を身につけています。しかし、筋道を立てて構成を考え、わかりやすく明確に表現していくことには課題が残っています。
今回の授業では、前半に4技能をバランスよく習得できるように配置した帯活動を行い、後半の言語活動の際に発話し易い雰囲気づくりと発話を自動化するベースづくりを行います。生徒同士、教材、活動内容がつながるように、場面に応じて適切な学習形態を活用し、他者と関わり合う力をつけていきます。
後半では、ここまでの学習内容とマララさんのスピーチから感じたことをもとにディスカッションに挑戦です!教材との出会いや人との関わりの中で生徒たちの視野を広げ、これからを生き抜く力の育成を目ざしています。
自分が感じたことを述べることは、生徒同士をつなぎ、真の意味でのコミュニケーションを図ることになります。自分の意見だけを押し通したり、各自の主張をしたりして終わるのではなく、自分と他者の考えの違いに気づき、その場にいる人の多様な価値観を認めながら意見や立場の違いを調整し、自分自身の考えを見直すと共に自他の考えを統合し新しい考えを構築する力をつけさせていくことがねらいとなっています。
アクション・リサーチとは、問題を把握し、必要な対策を講じてその結果を検証するもので、今日、教師教育・授業改革の方法として注目されています。
このシリーズでは、年間を通して、実際にアクション・リサーチに取り組み、授業改善に効果のあった指導法を紹介します。今回はfocus on formを用いた文法指導に取り組まれた石飛先生と久代先生の実践です。Focus on formとは、意味のあるコミュニケーション活動を通して特定の文法事項に注意を向けさせるものです。
この動画は、授業の進め方とその指導の実際を具体的に紹介しています。また、年間指導計画やアクション・リサーチの結果について詳しく解説しており、継続したカリキュラムの作成にたいへん役立つ内容となっています。平成24年度から実施された新学習指導要領(高校は25年度から)、「文法については、コミュニケーションを支えるものであることを踏まえ、言語活動と効果的に関連付けて指導すること」が明記されました。 石飛先生と久代先生の実践は、新学習指導要領のモデルになるものです。
なお、久代先生の実践は、2012年の全英連石川大会で発表されました。是非ご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立ていただければと思っております。<
この単元では、星新一「新発明の枕」の英語版を読み物教材として取り扱います。読み応えのある量の英文にふれ英語を読むことへの自信をつけ、さらにアウトプットとして既習の表現を駆使しながら内容について感想を述べ意見交流をするなどの活動を通し、生徒の思考力・判断力・表現力・発信力を培うことをねらいとしています。
今回の公開授業は、Warm up activity(帯学習)から、Review、Activityという流れとなっていますが、この授業の中で、生徒たちがペアやグループ活動の際にも支え合い学び合う様子が見られます。
アウトプット活動としては英語力の向上を目ざしたリテリングを行います。「英語で言いたいけど言えない」などの状況に追い込むことで、生徒たちのインプットへの注意や意識を高め、表現や言語的な情報をより積極的に活用しようという態度を育んでいきます。
4技能を有機的に関連づけながら総合的に活用することを通し、「分かっている・知っている」知識レベルの状態から「できる・使える」行動レベルの状態へと導く指導を、ぜひご覧ください。
2001年の発売以来、多くの先生方の授業実践を映像化してきた「英語授業の実践指導事例集」~達人の授業~。
今回の企画では、シリーズに登場いただいた先生方が「その後」どういった実践を積み重ねられているのか・・・・・・!?という多くのリクエストにお応えした内容をご紹介しました。ますます多様化していく教育現場に、あの先生方はどうアプローチしているのか!?多くの実践から役に立つアイディア、ヒントが満載のDVDシリーズです!ぜひ、日々の授業づくりにお役立てください!
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
この学級の生徒はこれまで、既習事項や言語材料を活用し、スキット、チャット、プリペアドスピーチ、リテリングや簡易ディベートなど、意見や思いを自分自身の言葉で表現する言語活動を行い、既習表現に留まらない言語運用力を身につけています。しかし、筋道を立てて構成を考え、わかりやすく明確に表現していくことには課題が残っています。
今回の授業では、前半に4技能をバランスよく習得できるように配置した帯活動を行い、後半の言語活動の際に発話し易い雰囲気づくりと発話を自動化するベースづくりを行います。生徒同士、教材、活動内容がつながるように、場面に応じて適切な学習形態を活用し、他者と関わり合う力をつけていきます。
後半では、ここまでの学習内容とマララさんのスピーチから感じたことをもとにディスカッションに挑戦です!教材との出会いや人との関わりの中で生徒たちの視野を広げ、これからを生き抜く力の育成を目ざしています。
自分が感じたことを述べることは、生徒同士をつなぎ、真の意味でのコミュニケーションを図ることになります。自分の意見だけを押し通したり、各自の主張をしたりして終わるのではなく、自分と他者の考えの違いに気づき、その場にいる人の多様な価値観を認めながら意見や立場の違いを調整し、自分自身の考えを見直すと共に自他の考えを統合し新しい考えを構築する力をつけさせていくことがねらいとなっています。
○リテリングからより即興性を高めた活動トーキング・バトルへ!
○ワンミニッツ・モノログで発話語数を伸ばす!
○わずか約半年間、授業の中で驚きの変化が見られます!!
今回の授業は、ウォームアップ・アクティビティ(帯学習)から、アクティビティという流れとなっており、アウトプット活動としては、リテリング(暗誦から1歩進めた自己表現)からより即興性を高めた活動の一つとしてトーキング・バトル(簡易ディベート)を行っています。自分の意見や思いを、最終的に即興で英語を話せるようにすることをねらいとしています。
帯活動では、トレーニング的なものから表現力を培っていく活動を取り入れていますが、ワンミニッツ・モノログの活動では、ワードカウンターを用いて中長期的に発話語数の伸びをみていきます。この活動では、発話した後に書く活動を取り入れることで発話語数の伸びにつながっています。そして、これら帯活動と後半の発信型の活動をうまくリンクさせることに留意して授業がすすめられていますが、この授業の中で、生徒たちがペア活動やグループ活動の際にも支え合い、学び合う様子が見られるでしょう。 前作である「E88-S/公開授業:4技能の統合的活用と自律的学習者の育成」の授業と比較していただくと、7ヶ月間で生徒たちの英語力がどのぐらい伸びたかを実感していただけることでしょう!!
英語の学習で音読が大切であることは認識されているため、多くの英語の授業で音読指導が行われています。しかし、教師のモデルを聞いて繰り返すリピート練習を、「一度だけ行って終わり」という例も多く見られます。授業で取り入れることができる音読の方法はさまざまであり、生徒にどのような力をつけさせたいかによって、効果的な方法は異なります。
「1つ1つの単語の発音を確認させたい」のか「文全体のリズムやイントネーションに注意を向けさせたい」のかによって、リピートの際のポーズの取り方が異なります。また、「生徒自身の内容理解を深めるための音読か」それとも「聞き手にわかりやすく伝えるために文章を音声化するのか」によって、表現のさせ方が異なりますし、「英文の暗唱が目的か」あるいは「文法の運用能力を身につけさせることが目的か」によって、使用するハンドアウトの形式を変えなければなりません。
さらに、「生徒が練習する回数を確保したい」のか、「全員の生徒の発音を教師がチェックしたい」のかで、クラスで一斉に練習をさせるのか、発表形式を取り入れるのかも変わります。このDVDでは、指導の目的に合わせた音読指導のバリエーションを、阿野幸一先生の分りやすい解説とともに紹介しています。
文法事項の定着には大変時間がかかります。ですから1度導入したら終わりというのではなく2度、3度と繰り返すことが重要となります。そこで本作は文法指導を2つのパートに分けて考え、「1度目の出会い」(新出)では、新しい文法事項の導入とその練習、「2・3度目の出会い」(既習)では、文法のまとめと、いままでに習った複数の文法事項を使っての言語活動を行っています(※指導の詳細は前作E51-1「文法指導の進め方」の巻をご参照ください)。
今回のシリーズでは、前作に引き続き、中学校1年~3年それぞれの段階での指導でキーとなる文法事項を取り上げ紹介しています。
コミュニカティブな授業の中でどのように文法指導を取り上げていくのか、悩み多い点に着目した第2弾。ぜひ日々のご指導にお役立てください!
教えづらい、生徒の定着が困難とされている文法項目の指導法に特化した講義が「文法指導苦手克服シリーズ」としてスタート!
関係代名詞は中学校3年生から高校1年生の2年間をかけて少しずつ指導するというのが一般的です。
重要な文法項目である上に、概念としてはとても複雑なため、時間をかけてゆっくり教えたい…。しかし今回の授業は、そういった概念から思い切って離れて、関係代名詞のすべての格―【who】, 【which】, 【whose】, 【whom】 について一度に教えてしまおうという試みです。
関係代名詞を理解する上で不可欠なのは、日本語の助詞の理解です。まず、日本語の助詞の機能をできるだけ文法用語を避けて生徒に理解させ、関係代名詞についての説明をする前に、関係代名詞を含んだ文の意味を前から後ろへという自然な語順で読み取る訓練をします。この段階では生徒は関係代名詞を全く理解していませんが、英文の意味を確実に捉えることができる点にご注目ください。
このステップの後に、初めて関係代名詞の働きを導入しますが、どのような関係代名詞がどのような場合に用いられるのかを生徒が自ら発見していけるように指導します。英文を後ろから前に訳すとか、日本語の文を英語に直すという一般的な作業は、最終段階で軽く触れます。関係代名詞の全貌のイメージをまず生徒につかませるというマクロ的な指導法です。この後に繰り返し練習を行うことで、関係代名詞のより確実な定着が図れることでしょう。
この学級の生徒は、2年生までに既習の言語材料や内容を活用し、スキット、チャット、プリペアドスピーチ、リテリングや簡易ディベートなど、自分の意見や思いを自分自身の言葉を通し即興で表現する言語活動を経験しています。それにより、既習表現だけに留まらない言語運用力を身につけています。
今回は、帯活動の中で、語彙・音声を含めた4技能を総合的に習得し、かつ生徒同士をつなぐ活動を組み込み、メイン活動での発話がしやすい雰囲気づくりと英語の発話を自動化するベースづくりを行っていきます。
メイン活動においては、「有名人にインタビュー」というテーマでスキットパフォーマンスの発表を行います。スキットの中で、伝えたいメッセージを盛り込み登場人物を通して伝えることで、役に入り込ませ、リアリティのあるスキットにしていきます。
生徒達はこれまで、聞いたことについてすぐ答えたり、与えられたトピックについて即興で話したりする発話の流暢さを培うことに主眼をおいた取り組みを進めています。今回はそれに加え、事前に作ったものを自分のものにして場面に応じて正しく発話し、パフォーマンスにより表現する中で正確さと適切さを培うことも目標にしています。
また、このような帯活動やメインの言語活動の中で、ペアやグループで支え合い高め合いながら英語力をつけ、かつ他者とかかわり合う力、すなわちコミュニケーション力も育んでいくことをねらいとしています。
今回のテーマは『中高ギャップを埋める~英語基礎力定着への工夫~』です。
根岸先生には中学から高校に上がる際の、教科書や授業の難易度のギャップはどれほどのものなのか、そして、そのギャップを埋めるコアラ(Core Leaning)を実践している野澤先生と遠藤先生には活動の解説と効果をお話ししていただきました。
【英語教育遺産とは・・・】
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
今回第4弾としてご紹介するプロジェクトは北海道です。洞爺湖温泉中学校の大塚謙二先生をはじめとする7名の先生方が集まり、日々繰りひろげられている授業実践をご紹介いただきました。実践的なペアワークや音読指導、自己表現活動、さらには発音指導と内容も盛りだくさん。ぜひ、日々の指導にお役立てください!!
ペアワークやカルタを繰り返すことで、授業前より出来るようになった!解るようになった!を実感させる授業を目指します。
<帯学習で繰り返し行えるカルタの効果とやり方>
■「カルタ」の効果
中学校で学習する英文法を、どのように捉え、指導していけば良いかを考えていきます。
まず最初に「料理とお皿」という比喩を用いて英語の文法を見つめ直します。また、スパイラルに英語力をアップしていくための活動例や教科書の本文などを使って音読や暗唱、リプロダクションなどの活動に取り組む際のポイントをご紹介します。
そして、メッセージを伝えるために必要な「幹」と、それらに彩りを加える「枝」に分類して、それぞれの役割を整理します。「意味順」が英語の幹、「名詞句」が英語の枝ではないかという提案です。どの段階においても具体的な授業の活動事例を紹介しながらすすめていきます。
このシリーズは全国でも特徴ある指導を行っている学校での実際の授業を紹介するものです。
今回のテーマは、現在、教育現場で最も注目を集めている、タブレット端末を使った授業を取り上げています。
ここでは1時間の授業の流れの中でiPadをどのように活用しているかをごらんいただけます。中学校編では通常の教科書を使った授業の中での活用、高等学校編ではオーラルコミュニケーションの授業の中での活用例を取り上げています。
また、導入に際しての問題点や、活用する上での留意点などについても解説も加えていますので、タブレット端末を使った授業の全体像を理解していただける内容となっています。
<iPadを使った授業実践:中学校編>◆ Greeting~◆ BINGO 英検対策単語
文法事項を定着させるには大変時間がかかります。そのために「1度導入したら終わり!」というのではなく2度、3度と繰り返すことで定着を図ることが重要となります。
そこで本シリーズでは、文法指導を2つのパートに分けて考え、新しい文法事項の導入とその練習を行う段階を「1度目の出会い」と呼びます。そして学習が進み新しい単元の中に既習事項が出てくる「2・3度目の出会い」では、文法のまとめと、いままでに習った複数の文法事項を使っての言語活動を行っています。こうして繰り返し指導することで文法事項の定着を促進します。
今回のシリーズでは中学校での指導でキーとなる文法事項を取り上げ紹介しています。
生徒を英語好きにさせる、あの先生はどんな授業をしているのか?このシリーズは、中学校・高等学校における英語教育の現場で実際に活躍されている先生方の指導事例を集めたものです。3年間を通しての指導の方法や1時間の授業の組み立て方、そして、指導上の様々なアイディアを取り上げています。 モデル授業に加えて、これらの活動の詳細や指導上の留意点、その他の指導法などについて各先生方へのインタビューも交えて詳しく紹介しています。
実際に授業で用いて大変効果のあったものばかりですので、皆さんの授業でもぜひ試してみてください。
5ラウンドシステムとは、第二言語習得理論等を参考に、多くの英語を聞かせ、何度も言語材料に触れさせること(スパイラルな学習)を重視し、教科書を1年間で4~5回繰り返して使い言語材料の定着を図ることを狙い考え出されたカリキュラムです。
横浜市立南高等学校附属中学校では「中学3年終了時に様々なトピックに対し自分の言葉(英語)で伝えられる生徒の育成」を大きな目標に掲げこの5ラウンドシステムを用い日々の授業実践を行っています。
スピーチなど準備した自己表現はもとより、与えられたトピックや、チャットなどの即興性の求められる場面でも、その状況を考えて中学校レベルの表現を自由に使える英語力を生徒は身につけてきています。
本作では、特に1年生での実践内容を取り上げました。
ここでは、それぞれのラウンドでの実践内容を、マイクロティーチングと実際の授業映像を通して詳しく紹介しています。
この新たな取り組みは、3年間を経過し確実な成果を上げており、全国の英語教育関係者から大きな注目が集まっています。是非、多くの先生方にご覧いただければと思います。
作文といった時には大きく分けて2つの方向性があります。
①特定の表現(構文・イディオム)に慣れるための和文英訳活動
②自分の考えを英語で表現する活動
①と②の間には大きなギャップがあります。①が極めて基礎的であるのに対して、②はかなり高度のスキルです。中高の英作文の取り組みを見ると、①をやりながら、②でいきなりパラグラフライティングを指導していることが少なくありません。「まずtopic sentenceを書き、次にsupporting ideasを列挙して、最後にconclusionを」といった指導がこれにあたります。これでは生徒は書けません。せっかく頭の中に書きたいことがあっても、知らない単語があれば、それで止まってしまうのです。
しかし、ここで和英辞典を使用するような方向に指導すれば、生徒は永遠に自分の言葉で書くことはできるようになりません。いくら教師が口頭で、「辞書に頼らず自分の言葉で表現してみよう」と言ってみても、生徒にはその方法がわからないのです。「自分の言葉で表現する」とは、どういう作業なのかを生徒に体感させ、考えることで「書ける」ようになることを実感します。授業は日本語でおこなっていても、生徒の頭の中は「英語でいっぱいになる」、そういう授業を目指しました。
<はじめに>
・ライティングの活動と今回の授業の内容について
帯活動とは、毎時間、授業の中で5~10分程度の活動を行い、英語を使うための総合的な力を身に付けるものです。帯活動で重要なのは、継続することです。毎日少しずつ積み重ねていくことで、生徒の力が伸びていきます。そのためには、生徒を飽きさせない様々な活動を行うことが重要になります。本作では、短時間で出来る数多くの帯活動実践例をご紹介します。<聞く・話す>、<読む・書く>といった英語の総合力を伸ばすための工夫された活動で、生徒が楽しみながら取り組める内容となっております。また、ポイントを理解すればアレンジして行うことも出来るため、活動のバリエーションはどんどん広がっていきます。
<胡子 美由紀先生の帯活動帯>
帯活動では、授業後半の「ジャンプ」の活動(4技能を統合的に活用し英語の自動化を促す活動)を有機的に行うために必要な基礎的な力と、それらを活用した思考力・表現力を育みます。input, intake, outputを継続して帯活動の中に取り入れることで、英語を使う下地を築き英語を使う体力をつけます。また、帯活動での繰り返しにより活動量の確保ができ、生徒の負荷を減らし授業と授業ののりしろとなるような横の繋がりも生み出すと共に、ペアやグループの活用により、コミュニケーションを図る人間関係の素地作りも行うことができます。
☆わずかな準備で大きな効果!あなたにとっての「玉手箱」第6弾!!
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる人気DVDシリーズの第6弾の登場です。
今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
この作品は、2016年10月に名古屋で行われた「英語教育達人セミナー」での発表を収録し、さらに解説を加えたものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「英語でフル活動体験しよう!」というテーマのもと、All in Englishで授業実践例を実演しています。
大好評の達人シリーズ第4弾!今回も日本各地で活躍されている個性派揃いの先生方による技の切れ味をご堪能ください! ここでは、「和訳先渡し」により生まれた、いわゆる余剰時間を活かして行う活動としてのグローバル・エデュケーションを紹介します。
中学校・高等学校における英語教育の現場で、実際に活躍されている先生方の指導事例を集めた人気シリーズの第2弾! ここで紹介するのは、高校でのオーラルを中心とした授業展開。授業で日常的に使える様々な活動例と簡易ディベートまで発展させていく指導の仕方は必見です。
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
プロジェクト第7弾は鹿児島です。その名もWazze(ワッゼ)プロジェクト・・・鹿児島で活躍中の先生方の生き生きとした指導実践をご紹介します。ぜひ、日々の授業の参考にごらんください。
<授業の概要>
「アルファベットの文字と音の規則的なルールを学び、未知の単語を読み発音し、 未知の単語を聞いて書く活動を紹介している」
◆アルファベットの種類
・アルファベットの名前と音の違い
・アルファベットラップ、アルファベット小文字体操
■監修:谷口 幸夫(東京都立国分寺高等学校)
■授業者:園元恭子(鹿児島純心女子中学・高等学校)
■授業者:有嶋 宏一(鹿児島県立甲南高等学校)
■授業者:今吉 弘哉(鹿児島県立出水高等学校)
■授業者:出水田 隆文(鹿児島県立川薩清修館高等学校)
注目!!AIU内田先生のワンショット授業!!
「気づき」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
授業で使えるワークシート(接頭辞・接尾辞リスト2頁)
初めて見る単語もまずは「部品」に着目を!
接頭辞20個、接尾辞40個で入試に必要な単語を克服する!
今、注目の秋田県・国際教養大学。そこの英語教育実践領域代表である内田浩樹先生が全国各地の高校で行うライブ授業を収録した新シリーズの誕生です!!
第一回の授業は東京港区にある東京女子学園高等学校で行った「単語」に関する授業です。 単語は、言葉の中で意味を持つ最小の単位であるというのは、一般的な学習者の考え方です。独立して存在できるという点ではその通りですが、単語はさらにいくつかの部分に分かれていて、それぞれが意味を持っていることが多いのです。しかし、ある程度単語学習をして語彙が蓄積されている生徒でも、そのことには気がつかないで覚えている場合が多くみられます。
この授業は、単語の部品とその意味に気付かせることで、「覚えるときにこのようなことを知っていればもっと楽だったのになあ」という気持ちが芽生え、学習の動機付けとなることを目的としています。
単語というのは覚えるのが非常に大変で、生徒たちは覚えるところで苦戦をしています。ですから教師の方からヒントを与える必要があるのではないでしょうか。生徒たちの気づきを引き出すこのような指導法を是非実践してみてください。
<はじめに>
ラウンド制指導法とは
学習者の英語力を伸ばすには、インプット、気づき、インテイク、アウトプットの機会をたくさん学習者にあたえることが必要だと言われます。したがって、授業では、量は少なくても、質の良い教材を、いろいろな角度から繰り返し学習できるように、いろいろな活動と組み合わせること、時間(日)を置いた、大量で多様な反復学習を行うこと、学習したことを使って、理解したり、発表したりするたくさんの機会を用意することなどが大切となります。そのための指導法としてラウンド制指導法があります。
多様な方法を用いて、いろいろな角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能をバランスよく伸ばし、入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成を目指す指導法です。
この作品では、中学校と高等学校でのラウンド制指導について、それぞれのラウンドの目的と指導手順、指導上の留意点などの解説と授業実践(模擬授業)で詳しく紹介していますので、ラウンド制指導の内容をより深く理解していただける内容となっています。
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
プロジェクト第5弾は大阪です。地域性豊かな先生方の独特のテンポで授業が展開されます。6名の先生方の個性豊かな指導実践は、多くの先生方の日々の指導に大変お役立ていただけることでしょう!
テンポ感があり活気のある授業を行う為のさまざまな実践例を提案しています。また、Tipsとして授業の合間に使える体操も取り上げています。
<英語はリズムで(中学1年から3年)>
◆Warm-up 発音チェック
注目の“英語教育の達人シリーズ”第5弾!
今回も日本各地で活躍されている個性派揃いの先生方にご登場いただきました!
生きた情報・ヒントが満載です!
英語教育遺産とは、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
プロジェクト第11弾は群馬です。
今回のシリーズでは教科書を最大限に活かしながら数多くの効果的な実践例をご紹介していただきました。
「通じる英語の定着を目指す発音指導においては「音節の数」、すなわち、ある単語がいくつの音の塊から成っているのか、そして「強い音節の位置」、すなわち、どの音の塊を強く発音するのか、という英単語のリズムパターンを強く意識させることが重要です。この映像では、中学校英語の検定教科書に高頻度で出てくる英単語、すなわち、もっとも基本的な英単語のリズムパターンを視覚的に示した「リズムパターン・データベース」を活用した様々な発音指導例を紹介しています。正しいリズムを意識させた発音指導の入り口として「英単語リズムパターン・データベース」を十分活用いただき、「通じる英語」の習得を目指した発音指導に積極的に取り組んでいただければ幸いです。
英語教育の現場で実際に活躍されている個性豊かな先生方の指導事例を紹介した大好評の達人シリーズ第33弾!ここでは小学校の英語活動にもスポットを当てました!英語活動を経験してきた児童を対象とした英語活動の学習の目的は、児童が指導者とのやりとりを通して、自分の思いを表現し、音と文字を結びつけて身近にある英単語を想像して読んでみようとする態度を育てることです。内容としては事実に関することを相手に伝えたり、理解したり言語機能を中心にしたコミュニケーションを体験し、アルファベットには、名前と音があり、音と文字を結びつけて簡単な単語を読むことです。是非、日々の授業力アップのためにもこのシリーズをお役立てください!
今回は「協働学習のある英語授業をめざして」をテーマにして、ワークショップでは、広島市立井口中学校の胡子美由紀先生が、「生徒が互いに磨き合う学習環境の構築」について、 また、岡山県立岡山一宮高等学校の目崎浩子先生が、「高等学校での協働学習の実際」について紹介していただきました。参加者が生徒となって学習過程を体験しながら学ぶ形式で進められ、ペアワークやグループワークが、生徒の学びを促進し、助け合う心を育むことを実感することができました。
また、国際教養大学の内田浩樹教授が、大学院の学生やセミナー参加者と共にワークショップで紹介された活動を英語教育理論の観点から分析する公開レクチャーを実施しました。理論に照らし合わせてその効果を理解していることが、よい実践を生み出す条件となります。
全国から集まった参加者からは、「自分の授業に自分で限界を作ってしまっていた。生徒の可能性を信じて生徒を伸ばす授業に取り組みたい」などの声が聞かれました。 お二人の先生方の授業実践例と英語教育理論的にその効果を理解することで、明日からの英語授業のための大きなヒントが得られることでしょう。
「 コミュニケーション力と英語活用力を育成する指導 」
「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」で、世界で活躍できる人材の育成を目指し、小学校における英語教育の拡充強化、中学校・高等学校における英語教育の高度化などを通して生徒の英語力向上を目ざす取り組みが示されました。
しかし、英語教師が忘れてはならないのは、英語を媒体として人を育てるという視点です。豊かな人間性をもち社会に貢献できる人、そして自分のことを大事にできる人を育てることが英語教育の究極の目的だと思います。
本講座では、生徒が英語ということばに興味をもち、仲間と学びを深めていく中で他者とかかわり合う力を鍛え、ひとりの人間として豊かに成長していくことをめざした日々の実践を4技能統合型言語活動と協働学習を軸にして紹介します。
■ 胡子美由紀先生の紹介
アクティブ・ラーニング(以下A.L.)の中でも、最も質の高い学びをもたらすのが「協同(協働)学習」です。次期学習指導要領では、教師主導による講義型の授業スタイルから、学習者同士が協同しながら主体的に深い学びを行うA.L.の視点を取り入れた授業スタイルへと転換する方針が打ち出されています。
英語科ではペアやグループを取り入れた授業も見られるものの、伝統的な講義スタイルに慣れ親しんだ教師にとって、A.L.への転換は容易ではありません。形のみ真似て、結果的に授業の質を低下させることも懸念されます。「学習者同士が関わり合い、高め合う必然性」をいかに組み込むかということが重要となるのです。
本作では、各地で先駆的に協同授業を取り入れている中・高の先生方の実践例を紹介。あまり過度の準備を必要とせずに実践可能な学習活動や授業展開をメインに取り上げました。
「英語教師の玉手箱」・・・・・これは、教師にとって夢の箱。 毎日毎日忙しく、どうしても授業の準備もできなく授業を迎えてしまった!
そういうことは一度や二度必ずあるはずです。
今回ご紹介する「英語教師の玉手箱」シリーズは、「それほど多くの時間を割いて準備をせずに、大きな効果を上げる」アイディアや活動を、英語教育・達人セミナーを代表する若手講師陣に一挙紹介してもらいました。
毎日の授業づくりに必ず役立つヒントが満載の、まさしく『玉手箱』の登場です!
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
シリーズ第9弾は新潟です!
新潟県からは小学校から中学校への連係、中高一貫校での取り組みなどバラエティに富んだ活動実践例をご紹介します。
星野道夫さんの撮った写真を見ることで、星野さんについて理解し、写真の描写とその写真を見ての感想を英語で表現するまでの活動を紹介する。
<ウォーミングアップ>
◆Watch & Speak
「絵」「写真」「物」を見て、それをパートナーに英語で説明する活動
「英語教育・達人セミナー」を代表する講師陣の中から若手、ベテランの先生方にご登場いただき、日頃の授業の中での実践活動をご紹介いただきました。
シリーズ第一弾!「デジタルネイティブ」と呼ばれる現代の中高生に向け、様々な機器を使いこなし日々、効果を上げている実践例なども多数紹介。
毎日の授業づくりに、必ず役立つヒントが満載のDVDの登場です!是非、ご活用ください!
「達セミ版 英語おもしろ素材集(音声CD)」を使った楽しく学べる英語活動集1。英語の音声やカラオケを用いたさまざまな活動を紹介。
iPod、プロジェクターの効果的な使い方がわかる。
●ウォームアップ
・Stand Up~5678~体操
今回の作品では中学・高校での「スピーキングの指導とその評価」を取り上げています。
指導と評価は対応しているものです。近年ますます、重要性を増しているスピーキングの指導をどのように進めるか、そして、どのように評価へつなげてゆくかを提案するのがこの作品の目的です。
スピーキングのテストの実施方法、評価基準、テストの前提となる活動など、各先生方の指導上の工夫がご覧いただけます。
こんなのもある、あんなこともできる・・・!
眼からウロコの実践の数々です。
・TTの時間に行う発音・音読テスト
中学校の英語に初めて出会う中学1年生にとって、最初の数回の授業における取り組み方は特に重要となります。
この映像は、中学1年生になって2回目の授業を収録したもので、2つの授業の流れを紹介しています。生徒たちが興味を持ちインパクトのある題材を提供し、教師自身の活気のある指導により自分のペースにのせていく様子をご覧頂けます。
また、授業開きでの注意点や具体的な準備、中学3年間の目標などについても詳しく解説を加えています。
さらに、同じような指導を受けてきた中学3年生の授業も収録していますので、生徒たちがどのように変化し、どのように伸びてきているかを見て取ることもできます。
<実践事例(1)>
◆あいさつ