今回は、新学習指導要領の「図形」領域で特に指導が困難な単元や子どもが興味を持つ単元を取り上げ、問題解決型の授業の中で「問題提示」と「比較検討」の場面を中心に、映像化しています。各授業の中では、色板、パターンブロック、ジオボード、ポリドロンなどの教具も用い、それぞれの活動をより分りやすく紹介しています。数学的な思考力・表現力を育てる様々な工夫をご覧ください。
<第1学年>
● 授業1:「かたちづくり」
直角三角形の色板を用いて,様々な形をつくる活動を通して形の特徴をとらえる
● 授業2:「かたちあそび」(立体図形に親しむ)
積み木遊びを通して立体図形の特徴や機能に気づく
● 授業3:「かたちあそび」(立体と平面の関連)
積み木を写し取って平面図形をつくる
<第2学年>
● 授業1:「正方形と長方形」
体験的な活動を通して,自ら長方形の性質を発見する
● 授業2:「箱の形」
箱の形を観察してその構成要素を知り、実際に作ってみる
● 授業3:「三角形と四角形」
パターンブロックを敷きつめる中で、三角形や四角形の構成要素を知る