体重は左右の足に均等にかかることが理想ですが、多くの場合は左右差があります。
この左右差が許容範囲を超えると、足のアーチが崩れ、それが身体の歪みの連鎖を引き起こし、様々な痛みや症状を生じさせます。本来、人間の身体は、歩行動作によって全身のバランスが回復できるように創られているため、その状態に戻すことができれば、歩行動作が自然と治癒過程を推進していきます。これこそがシンクロラボ・ケアシステムの目的なのです。
この映像では、まず「空気」・「重力」が人間の身体に与える影響や、重心の非対称性によってどのような症状がみられるかを解説。さらに、身体面および精神面の検査法、各部の治療法、そして患者さん自身が行うエクササイズを実技で解説します。
治療家が行うのは、正しい歩行へと導く身体調整と適切なアドバイスであり、治すのは患者さん自身です。この新しい発想に基づくシンクロラボ・ケアシステムを是非日々の治療の参考にしてください。
■解説・監修:小柳 正譽D.C.(ウェルビーイング研究所 コヤナギカイロプラクティック/シンクロラボ 代表)