骨盤部は腰痛・臀部痛・下肢痛に関連する中心的な部位です。骨盤の前屈、後屈、捻じれ、仙骨の傾きなどが腰椎のカーブを決定する要因となり、また、腰椎の前弯、後弯が仙骨に影響を与え骨盤の位置を決定する場合もあります。従って、腰椎と骨盤の歪みから腰痛や下肢痛の原因をさぐることが必要となるのです。骨盤と腰椎、股関節の関係をトータルに診ることがより的確な診断と治療指針につながることとなるでしょう。ここでは大谷素明D.C.が診断の方法とその手順、アプローチの方法について詳しく紹介しています。
■実技・解説:大谷 素明D.C.