「安易なノリで…」あるいは「精神的な苦痛から逃れるため」に市販薬をオーバードーズする若い世代が増えています。
「ダメ。ゼッタイ」と子どもたちに言うだけでは「ダメ」だ、と言われるのは城田先生。ただ叱ったり責めたりするのでは根本的な解決にならない。大切なのは、薬物乱用の動機となっている悩みや問題に、周囲の大人が一緒に向き合うこと。そのために必要な、薬の知識や正しい対処方法を教えていただきます。
またオーバードーズの防止教育としては、一方的に危険性をアナウンスするのではなく、
「なぜ薬の用法容量を守らないといけないのか」
「オーバードーズがどれほど危険なのか」
「オーバードーズが将来にどんな影響を及ぼすのか」
を子どもたちに考えてもらい、オーバードーズがダメであることを自身で気づかせる授業の具体例をご提案いただきます。
■講師:城田 起郎(新潟薬科大学 薬学部薬学科 助教)