「サボリでは?」「夜ふかしのせいじゃないの?」などと誤解されることも多い起立性調節障害ですが、軽症も含めると中学生では約1割の子どもに症状がみられるといわれます。
重症化すると治療が長引く起立性調節障害。早期発見から治療につなげることが大切です。「もしかしたら起立性調節障害かも?」と疑ったほうがいいポイントや、治療につなげる際の注意点、最新の治療法などを、小児科医として多くの子どもたちの治療にあたられている黒岡先生に解説いただきます。
また治療には周囲の理解が必要です。起立性調節障害と診断された子どもやその保護者に関わるときの日常の注意点や、生活改善のアドバイスも、具体的な事例を交えながら教えていただきます。
■講師:黒岡 佑介(大阪医科薬科大学)