第15回 Ankle RockerとForefoot Rocker機能の評価
立脚後期は、Ankle RockerとForefoot Rockerの複合的な機能によって成立します。このとき股関節屈筋の完全な遠心性コントロールが臨床上きわめて重要な要素となります。
第15回講義では、Ankle RockerとForefoot Rocker機能の評価として、立脚後期に腸腰筋とヒラメ筋を遠心性に収縮させながら、股関節を後ろに伸ばすことが出来ているかを確認します。
また、Ankle RockerからForefoot Rockerへの移行が上手く出来ているか、足関節と股関節を協調させて重心移動できているかなどを評価します。
最後に、歩行動作の評価のまとめと、「基本動作のメカニズムと動作分析」の講義全体のまとめを行います。