第1回 足の機能解剖Ⅰ〜足部の臨床的分類と関節運動〜 「足」は一般的に足関節と足部が含まれ、1つの機能ユニットとして考えられます。この講義では、まず足部の臨床的分類について解説。後足部・中足部・前足部の各部の機能的役割を学びます。さらに、身体の関節運動と肢位を定めるための基準となる3つの身体面(前額面、矢状面、水平面)について解説。各身体面においてどのような運動が行われるのかを学びます。 医療 BIG3コース 入谷 誠 -足の機能解剖と歩行- 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第1回 足の機能解剖 Ⅰ ~足部の臨床的分類と関節運動~
第2回 足の機能解剖Ⅱ〜矢状面における距骨の前後移動〜 この講義では、矢状面における距骨の前後移動について解説します。距骨の前後移動によって足関節が背屈・底屈方向へ向かうメカニズムと、その結果、身体機能にどのような影響があるのかを学びます。さらに、足関節背屈・底屈の矢状面促通要素を”入谷式徒手誘導”として実技で紹介します。基礎知識と徒手操作、そして臨床への応用までを学ぶことが出来る内容です。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第2回 足の機能解剖 Ⅱ ~矢状面における距骨の前後移動~
第3回 足の機能解剖Ⅲ〜前額面における距骨の内外側傾斜と水平面における距骨の回旋運動〜 この講義では、前額面における距骨の内外側傾斜と水平面における距骨の回旋運動について解説します。身体機能へどのような影響があるのか、そのメカニズムを分かりやすく説明します。また、”入谷式徒手誘導”の実際の動きを 映像を見ながら学ぶことができ、臨床応用に役立つ内容となっております。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第3回 足の機能解剖 Ⅲ ~前額面における距骨の内外側傾斜と水平面における距骨の回旋運動~
第4回 足の機能解剖Ⅳ〜遠位脛腓関節における足関節・足部への運動連鎖〜 遠位脛腓関節での腓骨の開排・挙上・内旋の可動制限は、足関節背屈制限の一つの要因になります。この講義では、足関節の動きと腓骨への運動連鎖について解説し、遠位脛腓関節で腓骨を他動的に動かす”入谷式徒手誘導”を実技で紹介します。さらに、足根管部の解剖学的構造や、果部の構造的位置と運動連鎖についても解説。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第4回 足の機能解剖 Ⅳ ~遠位脛腓関節における足関節・足部への運動連鎖~
第5回 足の機能解剖Ⅴ〜ST関節および横足根関節の動きと運動連鎖〜 この講義では、ST関節の動きと運動連鎖について、歩行周期における下肢の回旋運動も含めて解説します。距骨の前後移動、踵骨の回内・回外、距骨の内転・外転によって身体機能にどのような影響があるのか、そのメカニズムと、誘導する徒手操作を分かりやすく説明します。さらに、ST関節肢位と機能的脚長との関係や、横足根関節の動きと運動連鎖についても解説。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第5回 足の機能解剖 Ⅴ ~ST関節および横足根関節の動きと運動連鎖~
第6回 足の機能解剖Ⅵ〜足趾の機能と足のアーチ構造〜 足には3つのアーチ構造があります。これらのアーチはアーチを変化させて立位を保持すると同時に、身体の移動に際してその推進力を提供しています。この講義では、足趾の機能と、足のアーチ構造(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)について、一つひとつ詳細に解説。実演では、被験者の加重タイプを評価し、横アーチによる姿勢制御を行って、歩行にどのような変化が生じるのかをお見せします。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第6回 足の機能解剖 Ⅵ ~足趾の機能と足のアーチ構造~
第7回 臨床における歩行分析Ⅰ〜歩行周期と下肢の機能〜 歩行の概要について知ることは、歩行時のメカニカルなストレスを考察する際に必要なものになります。この講義では、まず歩行周期(接地期、立脚中期、推進期)について説明し、次に、各歩行周期における足部と下肢各関節の動きについて詳細に解説。さらに、足関節・足部の筋活動が果たす機能(固定・加速・減速)についても、歩行周期と関連づけて解説します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第7回 臨床における歩行分析Ⅰ ~歩行周期と下肢の機能~
第8回 臨床における歩行分析Ⅱ〜歩行分析の基本〜 歩行の概要について知ることは、歩行時のメカニカルなストレスを考察する際に必要なものになります。この講義では、まず歩行周期(接地期、立脚中期、推進期)について説明し、次に、各歩行周期における足部と下肢各関節の動きについて詳細に解説。さらに、足関節・足部の筋活動が果たす機能(固定・加速・減速)についても、歩行周期と関連づけて解説します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第8回 臨床における歩行分析Ⅱ ~歩行分析の基本~
第9回 臨床における歩行分析Ⅲ〜メカニカルストレスの理解と股関節疾患〜 歩行評価では、まず歩行におけるメカニカルストレスを推察し、そして障害局所の動きを確認することから始まります。したがって、障害と荷重時のメカニカルストレスについての理解が必要です。この講義では、まず反力作用線とモーメントの釣り合いについて解説。そして臨床でよくみられる股関節疾患について、その歩行形態の特徴を実際の症例やPoserの歩行モーションを用いて解説します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第9回 臨床における歩行分析Ⅲ ~メカニカルストレスの理解と股関節疾患~
第10回 臨床における歩行分析Ⅳ〜膝関節疾患と下腿・足関節・足部疾患〜 この講義では、膝関節疾患と下腿・足関節・足部疾患について、モーメントの釣り合い・ストレス姿勢・歩行形態の特徴を、実際の症例やPoserの歩行モーションを用いて解説します。さらに、歩行形態と筋スパズムとの関係について解説し、下肢の障害のメカニカルストレスと歩行についてのまとめを行います。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第10回 臨床における歩行分析Ⅳ ~膝関節疾患と下腿・足関節・足部疾患~
第11回 臨床における歩行分析Ⅴ〜股関節を制御する徒手誘導〜 臨床では、身体の分節を動かす徒手誘導と歩行分析を関連づけることが、非常に重要です。この講義では、まず徒手誘導と歩行分析の役割について解説。”入谷式徒手誘導”の臨床的意義を学びます。そして、股関節を制御する徒手誘導として、股関節屈曲・伸展の矢状面促通要素と股関節外転・内転の前額面促通要素を実技で紹介します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第11回 臨床における歩行分析Ⅳ ~股関節を制御する徒手誘導~
第12回 臨床における歩行分析Ⅵ〜膝関節を制御する徒手誘導〜 この講義では、膝関節を制御する徒手誘導の基本について、その理論と実践を解説します。 実践では、膝関節伸展・屈曲の矢状面促通要素と膝関節内反・外反の前額面促通要素について、”入谷式徒手誘導”を紹介。映像を見て実際の動きを学ぶことができます。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第12回 臨床における歩行分析Ⅳ ~膝関節を制御する徒手誘導~
第13回 臨床における歩行分析Ⅶ〜足関節を制御する徒手誘導〜 この講義では、足関節を制御する徒手誘導の基本について、その理論と実践を解説します。 実践では、足関節背屈・底屈の矢状面促通要素と足関節内側・外側傾斜の前額面促通要素を実技で解説。 また、歩行の基礎から臨床における歩行分析までのまとめを行います。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第13回 臨床における歩行分析Ⅶ ~足関節を制御する徒手誘導~
第14回 臨床における歩行分析Ⅷ〜徒手誘導と歩行分析の関連付け〜 臨床では、身体の分節をどのような方向へ誘導するかを明確にしなければ、治療の方向性を探ることはできません。 第14回講義では、身体の分節を動かす徒手誘導と歩行分析の関連について実技で解説します。 股関節、膝関節、足関節といった身体の分節を制御する徒手誘導を施し、歩行にどのような変化が現れるか、そしてどのように歩行分析するのかを学びます。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第14回 臨床における歩行分析Ⅷ ~徒手誘導と歩行分析の関連付け~
第15回 入谷式足底板の概要と足底板作製のための直接的評価Ⅰ〜入谷式足底板の特徴と荷重方向の示唆〜 第15回講義では、従来の足のみを診て作製する足底板とは異なる、入谷式足底板の治療概念を解説します。 入谷式足底板は、足から身体の姿勢や動作を誘導することを目的としているため、幅広く臨床応用することができます。 また、足底板を作製するためにはテーピングやパッドを用いた評価を行い、足部関節肢位および足底板各部位の高さを決定する必要があります。ここでは、足底板作製のための直接的評価について、その概要と、まず初めに行う荷重方向の評価を説明します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第15回 入谷式足底板の概要と足底板作製のための直接的評価Ⅰ~入谷式足底板の特徴と荷重方向の示唆~
第16回 入谷式足底板の概要と足底板作製のための直接的評価Ⅱ〜直接的評価の注意点と観察のポイント〜 足底板作製のための直接的評価では、まず荷重方向を示唆させ、その後に足部誘導を施行します。その変化を評価することで、適正な関節肢位を決定することができるのです。 第16回講義では、テーピングやパッドを用いて距骨下関節、第1列、第5列、内側楔状骨、果部、第2〜4列などの各関節の誘導を行い、その際の注意点やポイントを詳細に解説します。 理学療法 インソール 入谷誠 姿勢制御・動作分析 第16回 入谷式足底板の概要と足底板作製のための直接的評価Ⅱ<br>~直接的評価の注意点と観察のポイント~