脳卒中リハビリテーション『 課題指向型トレーニング 』~基本動作を獲得し、日常生活で活かすための運動治療プログラム~
○新しい概念に基づく脳卒中リハビリテーションの治療モデル!
○患者の実生活に直結!動作を多様な環境に適応させる運動課題!
○患者一人ひとりに合った機能的運動課題の選択方法!
【 課題指向型トレーニングとは 】
患者の状況や環境を考慮し、行動目標を明確にした上で、多様な条件下で課題を設定し、さらには難易度を調整しながら反復練習することで、運動パフォーマンスを改善させる方法。
脳卒中患者が自立した日常生活を送るためには、要素的なトレーニングだけではなく、全体の課題を見据えた運動を促すことが重要です。また、機能的運動課題は、患者の状況や環境によってそれぞれ異なります。課題の特異性を把握し、適切な環境条件を設定するためには、課題指向型トレーニングの概念を理解しなくてはなりません。
ここでは、課題指向型トレーニングの理論と実践を収録。機能的運動課題の設定方法、基本動作における運動戦略、動作獲得に向けたトレーニング方法、様々な状況設定などについて解説します。概念を理解しやすくするために、実践的で具体的な内容も示していますが、トレーニングの方法はこれに限りません。
この映像で、課題指向型トレーニングの概念を学び、個々に最適なトレーニングを考案していただければ幸いです。
■実技・解説:潮見 泰藏(淳心学園 北海道千歳リハビリテーション学院 教授/保健学博士)