子どもの不正咬合を見逃さない~保健室でできる口腔チェックと生活習慣のポイント~
不正咬合の代表的なものには、出っ歯、受け口、開咬(前歯が閉じない)、叢生(歯が重なって生える)などがあります。審美的な問題と思われがちな不正咬合ですが、実は健康面にも深く関係しています。しっかり噛めない、発音が不明瞭、虫歯や歯周病になりやすいなどの問題が生じることもあります。
日本小児歯科学会の調査によれば、近年の子どもたちの約7割に何らかの歯列不正が見られると報告されています。特に永久歯に生え変わる時期はあごの発達と連動して歯並びが決まる時期で、この段階でなんらかの心配をされる保護者は多いと思われます。保健室でも相談されることがあるのではないでしょうか?
今回は歯科医として治療にあたられるだけでなく、小児期の矯正治療について各地で講演されている藤原康生先生にお話しいただきます。
・不正咬合の種類と体に及ぼす影響
・保健室でできる口腔チェック
・生活習慣のポイント
などの知識が、不正咬合の相談に対する的確なアドバイスにつながればと思います。
■講師:藤原 康生(医療法人社団 南生会 生田歯科医院 院長)