本作では、英語教師が文法指導をデザインする際、何がポイントであるかを具体的に提案することをねらいとしました。
step1
文法の特徴を生かした指導の提案を行っています。文法指導を効率よく行うためには、文法の特徴をしっかりと押さえて指導を考えることが大切です。どのように文法の特徴を捉え、それを指導にどう生かすのかを紹介します。
step2
第2に、指導目標から逆算した授業展開を提案します。授業が終わった時点で生徒がどのような状態になってほしいのかを教師が具体的にイメージすることが大切です。そのゴールイメージに生徒が到達するためには、どのようなステップで授業を展開していけばよいのかをぜひ映像で見てください。
step3
第3に、無理のないシンプルな文法指導とはどのようなものかを提案します。シンプルな指導とは、大掛かりな活動を仕組むのではなく、場面や例文などを工夫することによって、提示する例文を厳選することによって、文法の本質部分に生徒が自然と気づく指導をさします。これならできそうだと思っていただけるような無理のない授業にすることを心がけました。
step4
第4に、英語を使った文法指導のあり方を提案します。文法説明の部分では日本語を使いますが、それ以外の部分においてはオールイングリッシュで授業を進めています。教師がどのように英語を使って文法を生徒に理解させることができるか具体的に紹介しています。本作をご覧いただくことで、英語教師がどのように日々の文法指導をデザインしていけばよいのか、そのポイントをご理解いただけることでしょう。