本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
今回は、Graphic OrganizerやThinking routineの考え方に基づいたアクティビティと、より楽しく、解りやすく、アクティブに行える発音指導と歌を使った活動について、2人の先生方が紹介しています。
本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
今回は、即興型英語ディベート(パーラメンタリー)について取り上げています。即興型英語ディベート(パーラメンタリー)とは、英国議会をモデルにしており、一つの論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々のチームが第三者を説得させるパブリックスピーチ型のディベートで、説得力、共感力、プレゼンテーション力を身に付けることができます。ここでは、須田先生が授業でのパーラメンタリーディベートの導入について、河野先生が即興型英語ディベート(パーラメンタリー)の特徴と実践方法について紹介しています。
文法を英語で教えるにはどうしたら良いか…?
本作は、「受動態」をテーマに、同じ内容を英語で授業した場合と日本語でした場合の2パターンを収録しました。
英語で文法を扱うときのポイントや視点の持ち方をご紹介します。
例えば、主語+be動詞+過去分詞+byというようなことは概ね理解できたところで、なぜbyがあるのか、とかなぜbe動詞が必要なのかという、生徒にとってはやっかいだと感じる部分を英語で説明することによって、生徒が文法に対してそうだったのか!という発見をさせることが狙いとなっています。
日本語で指導するほうが効果的だと思っている方の考えをすっかり変える授業展開にもご注目ください。
この作品は2017年8月に、東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講演を収録したものです。
今回のセミナーは、未来の教育のショーケースという位置づけで開催された「未来の先生展2017」で行われたもので、7名の先生方が様々なトピックでその実践例と指導のコツについてワークショップ形式で講演しています。
このセミナーでは様々な考え方や実践例を紹介していますが、そこから気づいた情報を先生方なりにカスタマイズしていただき、自分なりの授業実践につなげてください。
本作では、今、注目されているアクティブラーニング&ジグソー法を紹介しています。中学3年生での実践例と教師学に基づいた指導の仕方について詳しく解説。そして、高校での長年の実践を通して確立されたジグソー法の指導ステップをご覧いただけます。中高生用に工夫されたジグソー法の素晴らしさと面白さを体験し、明日の教室を主体的、対話的、深い学びの場に変えていくための方法について紹介しています。
本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
4技能を英語の授業の中に織り込んだ指導を行う上で、特に課題となる「話すこと」「書くこと」において発信能力を強化する言語活動を中心に取り上げています。小林先生のアクティブな指導と授業映像で紹介しています。
この作品は、2016年10月に名古屋で行われた「英語教育達人セミナー」での発表を収録し、さらに解説を加えたものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「英語でフル活動体験しよう!」というテーマのもと、All in Englishで授業実践例を実演しています。
★前置詞の理解は日本語の助詞との類似性と意味領域の差に気がつくこと
★日本語の助詞との違いを楽しみながら前置詞のイメージを捉える授業
前置詞の指導のコツは 「どうやってイメージを広げさせるか」 に尽きます。
イメージを図やビジュアル、言葉などで表現する方法がありますが、今回は漢字1文字で表わしています。漢字にこだわる必要はありませんが、何か方針を決めて新しい前置詞に触れるたびにイメージを示す習慣が大事になってきます。そして、繰り返しリマインドすることで前置詞が定着しますので、ぜひ内田先生のアイディアを前置詞指導にご活用ください!
なぜ前置詞が難しいと感じるのか、体験的に示しながら、どういった点に気をつけて、どこを意識しながら勉強するのかを提示した授業を展開しています。
TPR(Total Physical Response)とは、リスニング優先の指導法・学習法の一つで、外国語を聴き、体の動きを通して学ぶ方法です。英語圏の国々では一般的な指導方法として、特に英語圏以外の国からやってきた子ども達に英語を教育する際に役に立つ指導法として使われています。この海外では確立されている指導法を、日本の指導現場でもすぐに取り入れやすいように、体系的にまとめたのが本作です。
英語を「聞く」、それに反応して「動作する(話す)」という、母国語を自然に身につけた時と同じこの手法は、小学生のような英語初学者や、英語を苦手としている中高大学生まで広く有効です。 本作では、英語を始めたばかりの生徒に対するアルファベットの指導から、いろいろな品詞の語彙指導、文法指導など、様々な指導のバリエーションをご覧いただけます。
TPRは、黙読時の語彙の処理速度やリスニング、リーディング、スピーキングに対する指導にも効果が認められており、スムーズな小中接続に対する効果も期待できます。
英語を頭ではなく耳で捉えて抵抗無く反応出来るようになる!実際の言語使用場面に近い形で英語がどんどん身についていく!そんな画期的な指導法を、是非、日頃の授業の中に取り入れてみてください!
今回のテーマは『中高ギャップを埋める~英語基礎力定着への工夫~』です。
根岸先生には中学から高校に上がる際の、教科書や授業の難易度のギャップはどれほどのものなのか、そして、そのギャップを埋めるコアラ(Core Leaning)を実践している野澤先生と遠藤先生には活動の解説と効果をお話ししていただきました。
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
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☆わずかな準備で大きな効果!あなたにとっての「玉手箱」第6弾!!
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英語運用能力評価協会(ELPA)が主催する『ELPA英語教育フォーラム2018』の模様をJLCオンデマンド限定で配信をいたします。
今回のテーマは『「文法」を「教える」?~英語授業での「文法」の扱い方を考える~』です。
「5ラウンドシステム」の実践者である梶ヶ谷先生と「TANABU Model」の実践者である堤先生には、授業の中で文法をどのように教えているか、『英語指導における効果的な誤り訂正』などの著書を持つ白畑先生には文法は体系的に教えるべきなのか、文法の誤りはどこまで訂正したらよいのか、などのお話をしていただきました。
悩みの種、5文型の指導をこれで克服!
文法の授業の中でも高校1年生のはじめに出て来ることが多い「5文型の指導」というのは、なかなか難しいと言われています。5文型の指導で一番意識しなければならないことは、「なぜ、5文型を指導する必要があるのか」ということです。
一般的な5文型の指導では、「次の文型が、第1?第5のどの文型にあたるのか。あるいは、SVOOまたはSVOCに当たる単語はどれか。」といった内容のものが多いです。しかし、この方法では、生徒には文型を理解するメリットが見えません。
今回の授業では、なぜ文型を理解することが重要なのか。文型を理解することでどのようなメリットがあるのかを体感できる活動を提示しながら指導を進めています。日本人だからこそ5文型を勉強する必要があるのだと納得させ、5文型が解ることで、積極的な英文理解(=攻めの5文型)が可能になることを示しています。
今までは英文を理解する場合、単語を日本語に置き換え、その訳語を並び替えて文全体の和訳を作っていくという受け身的な英文読解をしてきましたが、5文型を理解することにより、自ら情報を探しながら英文を理解していくことが可能になります。また、5文型の理解は、アウトプットにも効果を与えます。英文を組み立てる際に、次にどういう情報が必要かがはっきりわかるようになるからです。
文型の指導で最初に必要なのは、まず、「直接目的語」と「間接目的語」の関係ですが、ここでは矢印を使って表しています。そして次に大切な補語と目的語の関係は=で示しています。この感覚を繰り返し感じられるように指導している点にご注目ください。変則的なものを後に足していくことによって生徒の負担は軽減され、学ぶ意義を感じながら5文型に慣れ親しんでいくことができます。
■授業・解説/内田 浩樹(国際教養大学大学院 英語教育実践領域 教授)
■協力/英語教育・達人セミナー
■授業クラス/札幌日本大学中学校3年生
本講座は2017年12月23日に岡山で行われた達人セミナーの模様を収録したものです。
第一講座は岡山一宮高等学校・目崎浩子先生が普段行なっている高校一年生向けのWorld Caf?形式でのグループワークになります。
TANABU Modelとは教科書に基づいて授業を行い、アウトプット活動を通じて英語の基礎を定着させるために、レッスンの扱いに変化を持たせた“持続可能な”「コミュニケーション英語の授業モデル」です。その究極の目的は、高校を卒業して何年英語から離れていても、いざ英語が必要になったときに拠り所とする英語の感覚を残すことにあります。
特徴は、教科書のレッスンの扱いに軽重を持たせることによってアウトプット活動の時間を捻出し、アウトプット活動を通じて英語の基礎を定着させることにあります。授業は英語で行いアウトプット活動を通じて英語の基礎を定着させていくこと。授業はアクティブで生徒中心、教科書に基づいた授業であること。汎用性が高く、誰でもできる授業モデルとなっています。
TANABU Modelでは、アウトプットの時間を捻出するために4つコースを作り運用しています。簡単に終わらせるレッスンを作ることでアウトプット活動を充実させることができるようになりました。
本作では「TANABU Model」の概要と取り組みについて解説し、授業の進め方については模擬授業を通して詳しく紹介。田名部高等学校で実施された実際の授業映像も収録していますのでより実感しやすい内容となっています。
日本人学習者にとって英語のリズムを身に付けることは子音や母音を身につけることにもまして重要なことです。リズムを無視して英語を話しても通じにくいですし、聞き取りもできません。しかし、質をほとんど無視して単に何度も読ませるための音読バリエーションはさまざま提案されている一方、音読指導の中で英語のリズムを意識させ、よりよいプロソディを習得させるための実践はほとんどなされていないように思われます。
そこで、現在行われている中学・高校の授業にはほとんど欠けていると思われる、英語による本文理解活動 ♪本文を用いたリズミック音読というテーマにチャレンジします。
英語による本文理解活動では、新出の構文や文法事項なども、英語で説明することは決して無理なことではありません。文法用語を用いず、文法の現象自体を、図解なども交えながら易しく説明するのは十分に可能です。
♪「リズミック音読」でのビートの表現法には、音楽好きな生徒に合いそうなもの、体育会系の生徒に好まれそうなもの、性別問わずに使えそうなものなど、いろいろなバリエーションが可能です。担当の生徒と先生ご自身の「キャラ」に会ったやり方を是非開発して、楽しい授業を実践するヒントにしていただければ幸いです。
この作品では「本文の内容理解自体を、英語でこんな風にできるのではないでしょうか」という提案を、1巻では中学校編として、2巻では高校編として収録しています。
ラウンド制指導法とは
学習者の英語力を伸ばすには、インプット、気づき、インテイク、アウトプットの機会をたくさん学習者にあたえることが必要だと言われます。したがって、授業では、量は少なくても、質の良い教材を、いろいろな角度から繰り返し学習できるように、いろいろな活動と組み合わせること、時間(日)を置いた、大量で多様な反復学習を行うこと、学習したことを使って、理解したり、発表したりするたくさんの機会を用意することなどが大切となります。そのための指導法としてラウンド制指導法があります。
多様な方法を用いて、いろいろな角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能をバランスよく伸ばし、入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成を目指す指導法です。
この作品では、中学校と高等学校でのラウンド制指導について、それぞれのラウンドの目的と指導手順、指導上の留意点などの解説と授業実践(模擬授業)で詳しく紹介していますので、ラウンド制指導の内容をより深く理解していただける内容となっています。
会話を進められないのは、英語の能力不足ではない!
英語でのコミュニケーション活動は、生徒にとっては難しいことです。留学生との交流会の中でも会話が進まず、気まずい静寂が続くようなこともあります。国際教養大学にはEnglish Villageという2泊3日の中高生向け英語研修プログラムがあります。この中でも生徒が留学生にインタビューする時間が設定されていますが、なかなか会話が進みませんでした。
生徒がなかなか会話を進められない理由は、英語の能力が不足しているわけではありません。主な原因は何を話して良いのかが思いつかないことにあります。「どこから来たの?」「趣味は何?」「家族は何人?」など、脈絡のない質問を一通りした後は、もう何も頭に思い浮かばなくなるようです。つまり、「考える訓練」が必要だったのです。この問題を解決するためにEnglish Villageの学生スタッフが議論し、試行錯誤を重ねて作り上げたプログラムが、今回収録した「Ask Plus Answer Plus~一言添えて広がる英会話~」です。
5W1Hの疑問文を足がかりにした会話を進めいていく仕組み!
5W1Hを意識して疑問文を作ることを足がかりにいろいろと尋ねていく調練(Ask Plus)をするのが主な狙いです。また、逆に相手から質問された場合も、単に回答するだけでなく、自分の回答について自分自身に5W1Hを用いた質問をして、その答えを添える訓練(Answer Plus)をすると会話が進むということにも着目しました。
例えば、Do you like sports?と訊かれたら、単にYes, I do.と答えるのではなくて、自分自身に、What sports do I like?と尋ねて、その答えを添えてます。そうすると、Yes ,I do.I like baseball.と答えることができます。
一言添えることで、会話が広がります。さらに、5W1Hを使えばWhen did you start playing basketball? How often do you practice it?のように会話を進めていけるという仕組みです。
■はじめに
この作品では、多読授業を10年余り継続してこられた高橋恵子先生(岐阜県立本巣松陽高等学校)の実践を取り上げています。多読に初めて取り組む生徒に対して行う初期指導から、さらに進めて発展期の指導まで、使用するワークシートや評価表などを用いて詳しく解説し、それらの授業案の中でポイントとなる活動については模擬授業形式にて紹介しています。
また、研究結果は、高橋先生が前任校で研究して発表された修士論文に基づいています。Extensive Reading(多読)の習慣を身に付けるには、優れた教材、読書好きの教師、時間と努力が必要となりますが、この作品を参考にしてぜひ挑戦してみてください
「仮定法」は、高校生が最もつまずきやすい文法項目の一つです。
Whenを用いた文が理解できていれば、文構造自体は同じなのでそれほど難しくはないはずですが、実際に指導してみますと、仮定法でつまずく生徒が多いのが現実です。この原因を探った結果、仮定法が難しいと生徒が感じるのは、if節ではなく、主節の助動詞の使い方にあることがわかりました。まず、どの助動詞を使うべきか、また、どうして過去形でなくてはならないのか、そのあたりの理解が不十分なために、仮定法全体がわからなくなってしまうようです。
助動詞の過去形が、実際に過去の状態や動作を表すことはほとんどありません。過去形であっても、たいていは現在のことを表していることに着目しました。
I would say so.という文が、「私はそう言うつもりだった」という意味になることはありません。何らかの条件のもとで、「私はそう言う」という、現在のことを表しています。つまり助動詞の過去形そのものに、何かを仮定する意味が含まれていることを最初に理解することが、仮定法全体を把握するための近道です。I would say so.という例では、例えば「私が君だったら」 とか、「私がその状況にいるとしたら」というような隠れた仮定の意味を感じることが大切です。
この作品では、if節に触れる前に、助動詞の過去形を用いた文について、隠れた「もし」の意味を感じることから導入する方法で仮定法の理解を促します。仮定法には、ifを用いたもの以外にも様々な表現がありますが、基本的な仮定法の位置づけを理解させることを第一義とした授業展開にしました。
アクティブ・ラーニング(以下A.L.)の中でも、最も質の高い学びをもたらすのが「協同(協働)学習」です。次期学習指導要領では、教師主導による講義型の授業スタイルから、学習者同士が協同しながら主体的に深い学びを行うA.L.の視点を取り入れた授業スタイルへと転換する方針が打ち出されています。
英語科ではペアやグループを取り入れた授業も見られるものの、伝統的な講義スタイルに慣れ親しんだ教師にとって、A.L.への転換は容易ではありません。形のみ真似て、結果的に授業の質を低下させることも懸念されます。「学習者同士が関わり合い、高め合う必然性」をいかに組み込むかということが重要となるのです。
本作では、各地で先駆的に協同授業を取り入れている中・高の先生方の実践例を紹介。あまり過度の準備を必要とせずに実践可能な学習活動や授業展開をメインに取り上げました。
中高生のプレゼン指導素材に!
国際教養大学の取り組みとして「English Village」という活動があります。English Villageとは国際教養大学で行っている中高生対象の英語研修プログラム。このプログラムでは、同大学の学部生や大学院生がすべての指導を担当しており、参加した中高生は自分に年齢の近い学生たちが自在に英語を使う姿をロールモデルとして捉え、刺激になっています。
大学生や大学院生が自ら考え行うプレゼンテーション。そして、You-Tubeを使った発信型授業での新しい試みは、次世代へつながる英語教員養成や英語を好きになる高校生の育成など、新しい形の学びとなっています。
今回の作品ではプレゼン型、しかも英語版、日本語版両方で学べる単語習得のための授業パターンを学生が行ったものを中心に収録しており、幅広く役立てられます!
■イントロダクション
この作品は、2016年6月に東京で行われた英語教育・達人セミナーを収録したものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「生徒たちが英語を好きになる」授業実践の数々を実演しています。
第1巻では、通常の授業の冒頭で行っている毎時の帯活動(スピーキング活動、ペアワーク、グループワーク)などを実際に参加者に体験してもらいながら、英語を楽しんでいただきます。
次に、普段授業で行っている活動、家庭学習とのリンク、そして、英英辞典を使った授業実践と家庭学習の仕方を紹介。
さらに、同時通訳トレーニング教材の作り方、教科書への応用の仕方、スピーキング活動の充実の仕方、帯活動の充実のさせ方、発音指導の仕方、生の素材を使った英語の多読活動など、今生徒と行っていることを全てお話ししていただいています。
■はじめに
★授業でICT・・・何から始める?そのヒントが入ってます。
★ICTは怖くない!!この作品で授業の幅が拡がります!
電子黒板を始め教室環境を急激に変えてきたICT。現代の子どもたちはコンピューターを始め、様々なデジタル機器に精通して慣れ親しんでいる子どもたちです。その様な子どもたちを引きつけるだけでなく、力をつけさせていくためのICTとはどういったものなのでしょうか。
教室環境がデジタル化されて変わったからといって、授業そのものが変わるわけではありません。それは授業を行う教師自身が、機器やソフトをどのように使いこなすかに関わってきます。
今作は、今年21周年を迎えた(2016年3月)英語教育・達人セミナーにおいて、全国各地でICTをテーマに発表を行っている次世代を担う若手講師が実践紹介をしたものです。高いと思っている敷居はいつまでも高いもの。ICTは難しい、お金がかかる、今から覚えるのは大変だ・・・そんな思いがある方に、ぜひご覧いただきたいシリーズです。
子どもたちに英語を聞き話す力を育てたい、そして英語を聞けた、話せた、コミュニケーションを取れたという喜びを味わってほしいと願っています。その願いを達成するためにICT機器の活用は非常に有効です。
子どもたちに一番人気の活動、「英語で説明しよう」。いわゆる英語ができる子よりも、やんちゃな子が活躍して教室は盛り上がります。今回紹介する活動が先生方の実践のヒントになれば幸いです。
■ウォームアップ
『現在完了』は、中学校または高校でも最もつまずきやすい文法項目の一つです。
文法でみると『have/has+過去分詞』という、とてもシンプルな形ですが、一番の問題点は「経験」「継続」「完了」と3つの意味合いがあって、それらを使い分けることが難しい点です。
また古文では「つ、ぬ、たり、り」のような完了形がありましたが、現代の日本語にはないという要因で理解が難しいところがあります。また、『現在完了』の形や訳し方はわかっていても「過去の文との区別がよくわからない」「なぜ完了形でなければいけないのか」というところが理解できていないことに問題があります。
今回の授業では現在完了の「完了」と「過去」をきちんと区別をして、どちらの表現をどういった状況の時に使うべきかというところまで触れていきます。また、時間軸上に「基準点」という新しい概念を設定することで、『現在完了』から未来完了、過去完了まで一度に扱うことができます。
通常の授業では『現在完了』は時間をかけて「継続」⇒「完了」⇒「経験」という具合に授業を進めがちですが、文法項目の指導においては一つ一つを順番に確実に進めるのではなく、まずは最初におおまかな全体像をつかませ、「これはできるぞ!」というような感覚を与えることが効果的です。生徒の中に 「おもしろいぞ!わかるぞ!」 という感覚が芽生えることで、さらに深く掘り下げて授業を展開することが可能になります。
■はじめに
教えづらい、生徒の定着が困難とされている文法項目の指導法に特化した講義が「文法指導苦手克服シリーズ」としてスタート!
関係代名詞は中学校3年生から高校1年生の2年間をかけて少しずつ指導するというのが一般的です。
重要な文法項目である上に、概念としてはとても複雑なため、時間をかけてゆっくり教えたい…。しかし今回の授業は、そういった概念から思い切って離れて、関係代名詞のすべての格―【who】, 【which】, 【whose】, 【whom】 について一度に教えてしまおうという試みです。
関係代名詞を理解する上で不可欠なのは、日本語の助詞の理解です。まず、日本語の助詞の機能をできるだけ文法用語を避けて生徒に理解させ、関係代名詞についての説明をする前に、関係代名詞を含んだ文の意味を前から後ろへという自然な語順で読み取る訓練をします。この段階では生徒は関係代名詞を全く理解していませんが、英文の意味を確実に捉えることができる点にご注目ください。
このステップの後に、初めて関係代名詞の働きを導入しますが、どのような関係代名詞がどのような場合に用いられるのかを生徒が自ら発見していけるように指導します。英文を後ろから前に訳すとか、日本語の文を英語に直すという一般的な作業は、最終段階で軽く触れます。関係代名詞の全貌のイメージをまず生徒につかませるというマクロ的な指導法です。この後に繰り返し練習を行うことで、関係代名詞のより確実な定着が図れることでしょう。
今回は「協働学習のある英語授業をめざして」をテーマにして、ワークショップでは、広島市立井口中学校の胡子美由紀先生が、「生徒が互いに磨き合う学習環境の構築」について、 また、岡山県立岡山一宮高等学校の目崎浩子先生が、「高等学校での協働学習の実際」について紹介していただきました。参加者が生徒となって学習過程を体験しながら学ぶ形式で進められ、ペアワークやグループワークが、生徒の学びを促進し、助け合う心を育むことを実感することができました。
また、国際教養大学の内田浩樹教授が、大学院の学生やセミナー参加者と共にワークショップで紹介された活動を英語教育理論の観点から分析する公開レクチャーを実施しました。理論に照らし合わせてその効果を理解していることが、よい実践を生み出す条件となります。
全国から集まった参加者からは、「自分の授業に自分で限界を作ってしまっていた。生徒の可能性を信じて生徒を伸ばす授業に取り組みたい」などの声が聞かれました。 お二人の先生方の授業実践例と英語教育理論的にその効果を理解することで、明日からの英語授業のための大きなヒントが得られることでしょう。
「 コミュニケーション力と英語活用力を育成する指導 」
「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」で、世界で活躍できる人材の育成を目指し、小学校における英語教育の拡充強化、中学校・高等学校における英語教育の高度化などを通して生徒の英語力向上を目ざす取り組みが示されました。
しかし、英語教師が忘れてはならないのは、英語を媒体として人を育てるという視点です。豊かな人間性をもち社会に貢献できる人、そして自分のことを大事にできる人を育てることが英語教育の究極の目的だと思います。
本講座では、生徒が英語ということばに興味をもち、仲間と学びを深めていく中で他者とかかわり合う力を鍛え、ひとりの人間として豊かに成長していくことをめざした日々の実践を4技能統合型言語活動と協働学習を軸にして紹介します。
■ 胡子美由紀先生の紹介
本作では、英語教師が文法指導をデザインする際、何がポイントであるかを具体的に提案することをねらいとしました。
step1
文法の特徴を生かした指導の提案を行っています。文法指導を効率よく行うためには、文法の特徴をしっかりと押さえて指導を考えることが大切です。どのように文法の特徴を捉え、それを指導にどう生かすのかを紹介します。
step2
第2に、指導目標から逆算した授業展開を提案します。授業が終わった時点で生徒がどのような状態になってほしいのかを教師が具体的にイメージすることが大切です。そのゴールイメージに生徒が到達するためには、どのようなステップで授業を展開していけばよいのかをぜひ映像で見てください。
step3
第3に、無理のないシンプルな文法指導とはどのようなものかを提案します。シンプルな指導とは、大掛かりな活動を仕組むのではなく、場面や例文などを工夫することによって、提示する例文を厳選することによって、文法の本質部分に生徒が自然と気づく指導をさします。これならできそうだと思っていただけるような無理のない授業にすることを心がけました。
step4
第4に、英語を使った文法指導のあり方を提案します。文法説明の部分では日本語を使いますが、それ以外の部分においてはオールイングリッシュで授業を進めています。教師がどのように英語を使って文法を生徒に理解させることができるか具体的に紹介しています。本作をご覧いただくことで、英語教師がどのように日々の文法指導をデザインしていけばよいのか、そのポイントをご理解いただけることでしょう。
今回のライブ授業では、ニュース素材を教材として利用する際のシステマチックな指導法を取り上げました。個々のニュース素材に対してその都度指導法を考えるのは非効率です。指導の流れの大枠をつくることが、コンスタントな素材利用のキーとなります。この授業ではCNNeeのNEWS DIGESTを例に指導の枠組みを提案すること、そして4技能を活用することを目的としており、3つの指導パターンで4技能をカバーしています。
3つのパターンに共通する作業は、ニュースのタイトルから、ニュースの内容を予測させたり、考えさせたりすることから始まる点です。これをグループディスカッション等でおこなうことで、スピーキングのスキルを活用させることになります。
もう一つの指導手順は、語彙などの言語項目の確認は基本的に最後に配置すること。理解しながらの言語項目指導は、生徒のフォーカスを曇らせることにつながります。また、いくらか知らない単語があっても全体の意味を把握することができるということを理解させるためにはこの手順が有効となります。
はじめに
・授業の概要と目的について
英語の学習で音読が大切であることは認識されているため、多くの英語の授業で音読指導が行われています。しかし、教師のモデルを聞いて繰り返すリピート練習を、「一度だけ行って終わり」という例も多く見られます。授業で取り入れることができる音読の方法はさまざまであり、生徒にどのような力をつけさせたいかによって、効果的な方法は異なります。
「1つ1つの単語の発音を確認させたい」のか「文全体のリズムやイントネーションに注意を向けさせたい」のかによって、リピートの際のポーズの取り方が異なります。また、「生徒自身の内容理解を深めるための音読か」それとも「聞き手にわかりやすく伝えるために文章を音声化するのか」によって、表現のさせ方が異なりますし、「英文の暗唱が目的か」あるいは「文法の運用能力を身につけさせることが目的か」によって、使用するハンドアウトの形式を変えなければなりません。
さらに、「生徒が練習する回数を確保したい」のか、「全員の生徒の発音を教師がチェックしたい」のかで、クラスで一斉に練習をさせるのか、発表形式を取り入れるのかも変わります。このDVDでは、指導の目的に合わせた音読指導のバリエーションを、阿野幸一先生の分りやすい解説とともに紹介しています。
作文といった時には大きく分けて2つの方向性があります。
①特定の表現(構文・イディオム)に慣れるための和文英訳活動
②自分の考えを英語で表現する活動
①と②の間には大きなギャップがあります。①が極めて基礎的であるのに対して、②はかなり高度のスキルです。中高の英作文の取り組みを見ると、①をやりながら、②でいきなりパラグラフライティングを指導していることが少なくありません。「まずtopic sentenceを書き、次にsupporting ideasを列挙して、最後にconclusionを」といった指導がこれにあたります。これでは生徒は書けません。せっかく頭の中に書きたいことがあっても、知らない単語があれば、それで止まってしまうのです。
しかし、ここで和英辞典を使用するような方向に指導すれば、生徒は永遠に自分の言葉で書くことはできるようになりません。いくら教師が口頭で、「辞書に頼らず自分の言葉で表現してみよう」と言ってみても、生徒にはその方法がわからないのです。「自分の言葉で表現する」とは、どういう作業なのかを生徒に体感させ、考えることで「書ける」ようになることを実感します。授業は日本語でおこなっていても、生徒の頭の中は「英語でいっぱいになる」、そういう授業を目指しました。
<はじめに>
・ライティングの活動と今回の授業の内容について
英語で授業をすることが一般的になりつつある中、定型文のやりとりを学ぶロール・プレー的なコミュニケーション授業から、生徒自ら意見を持ち、それを伝えていく授業、すなわち「考える」活動を含んだ授業実践へ発展させていこうという動きが全国各地で見られます。
「クリティカル・シンキング」はよく知られたスキルですが、英語の授業で実際にどのように指導するのかという例はなかなか知る機会がありませんでした。この授業では、最初に「よくある」形で生徒に考えるテーマを与えてみました。生徒は考えるポイントが見つけられず、議論が散漫になっている様子をご覧ください。
クリティカル・シンキングはその名の通り、プラスの側面とマイナスの側面を「区別」しながら考えていく作業です。ですから、初期段階では、そのような考え方ができるようにトピックを適切な形で提示する必要があります。次に、少々範囲の広いトピックが与えられても議論すべき点を見つけ出す力を導くような訓練が必要になります。
「考える」授業を調査、発表と連携させて、プレゼンテーションまでさせてしまおうという授業が多く見られますが、それは性急に過ぎます。考える作業は、調べる作業とは全く別ですから、「考える」作業にフォーカスを当てた授業が必要です。
つまり、クリティカル・シンキングの初期の訓練においては結論に到達する必要はなく、結論を出すためにはどんなことを知っていなければならないか(=どのようなデータが必要か)といったことを導き出す力を育成することが最優先なのです。
この授業全体において、辞書を使わないで考えを述べるように促しました(J-E Exercise)。将来ディスカッションも英語で行う段階に入ったときに、クラスメートに意見が伝わるようにするために大変重要なスキルです。本授業では、通常は5回ほどの授業で行う訓練を1回に凝縮しておりますが、実際の授業では
①プラス・マイナスを見つける
②議論を進めるために必要な情報を見つけ出す
と段階を分けて指導することが望ましいと考えます。
<はじめに>
パフォーマンス・テストを授業に取り入れた福元先生と奥田先生の実践です。
パフォーマンス・テストとは、エッセイ・ライティング、プレゼンテーション、インタビュー、ペアワーク、グループ・ディスカッションなどを使ったテストのことです。実生活で使用されるスピーキングやライティングのタスクを用いるため、多肢選択テストに比べてauthenticity(真正性)が高く、学習者のみならず教師が授業の目的であるタスクをやり遂げようというモチベーションが上がると言われています。ここでは、パフォーマンス・テストを使用してアクション・リサーチに取り組んでこられた2名の先生方が、その指導内容について、使用するワークシートや評価表などを用いて詳しく解説し、ポイントとなる場面を模擬授業形式にて紹介しています。従来の筆記テスト重視の授業に比べ、授業をコミュニケーション重視に変え、パフォーマンス・テストを実施することで、生徒のモチベーションが上がり、学習効果が高まることがわかりました。
2013年3月、文部科学省は、「各中・高等学校の外国語教育における『CAN-DOリスト』の形での学習到達度目標設定のための手引き」を発表し、コミュニケーション能力を測定するため、「多肢選択形式等の筆記テストのみならず、面接、エッセー、スピーチ等のパフォーマンス評価」を実施することを提唱しました。パフォーマンス・テストを導入することによって、授業が変わり、生徒が変わります。是非ご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立てていただければと思います。
★「 気づき 」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
“Dictogloss”という活動は、summaryとよく似ています。
教科書のストーリーなどを生徒にsummarizeさせるという活動がよく行われていますが、このやりかたですと、生徒は教科書にあるセンテンスをいくつかピックアップしてそれらを並べて終わってしまいます。なかなか生徒が自分の言葉で述べることができないという先生方の悩みをよく耳にします。
これを防ぐための一つの方法が“Dictogloss”です。
利点は、もともとテキストで情報が与えられませんので、聞き終わった後にそれをリテリングしようとする場合、自分の言葉で表現するしかないという状況になります。
“Dictogloss”の指導は大きく分けて3つの段階で成り立っています。
【1】ストーリーを聞いて理解する段階→【2】ストーリーを思い出して自分の言葉で表現する段階→【3】個々が書いたストーリーをグループで共有し、お互いが欠いていた情報を加筆修正し、グループとしての最終のストーリーとしてまとめる段階です。
生徒は共有する段階で、他の生徒のライティングから学ぶ機会を得ます。これは教師から教えられることよりも非常に効果が高いと言えます。
この授業では、その3つの段階、すなわち読み聞かせ、再構築、共有を経て、発表に至る流れを紹介し、“Dictogloss”実施上のポイントについて解説します。
★シリーズ第3弾!AIU内田先生のワンショット授業!!
★「 気づき 」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
◎相手に伝える、伝わるプレゼンテーションとは?
◎中高生に適した指導の仕方が分かる!
◎そのまま再現すれば生徒は納得! 大学院生による再現授業も収録!
「プレゼンテーション」の指導は、英語の授業を英語で行うということが本格化してからますます注目されてきています。一般的なプレゼンテーションの指導においては、最初にフォーマルな手順(Topic → Supporting Ideas → Conclusion)の指導が行われます。
これは正しい方法ですし、アカデミックな内容には適している一方で、身近な内容について話す場合には必ずしも望ましい方法とは言えません。
中学校や高校での指導では、まずは、生徒が自分の考えていることが相手に伝わったという気持ちを体験すること、そして聞く側もプレゼーテーションを聞いて理解できた、人のプレゼンテーションを見て楽しかったというような経験をすることがとても重要です。
今回は、4つのトピックについて各2パターンのプレゼンテーションを生徒に見せ、生徒たちはそれぞれの良い点・悪い点をディスカッションしながら、自分でプレゼンテーションをする時にどんな点に注意して行えば良いかを発見していくという流れをご覧いただけます。
この授業を教室で再現できるように、パワーポイントファイル、8パターンのプレゼンテーションのスクリプトを添付しました。国際教養大学の大学院生による、再現授業を収録。高校生に指導している様子をダイジェストでご覧いただけます。
<はじめに>
注目!!AIU内田先生のワンショット授業!!
「気づき」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
授業で使えるワークシート(接頭辞・接尾辞リスト2頁)
初めて見る単語もまずは「部品」に着目を!
接頭辞20個、接尾辞40個で入試に必要な単語を克服する!
今、注目の秋田県・国際教養大学。そこの英語教育実践領域代表である内田浩樹先生が全国各地の高校で行うライブ授業を収録した新シリーズの誕生です!!
第一回の授業は東京港区にある東京女子学園高等学校で行った「単語」に関する授業です。 単語は、言葉の中で意味を持つ最小の単位であるというのは、一般的な学習者の考え方です。独立して存在できるという点ではその通りですが、単語はさらにいくつかの部分に分かれていて、それぞれが意味を持っていることが多いのです。しかし、ある程度単語学習をして語彙が蓄積されている生徒でも、そのことには気がつかないで覚えている場合が多くみられます。
この授業は、単語の部品とその意味に気付かせることで、「覚えるときにこのようなことを知っていればもっと楽だったのになあ」という気持ちが芽生え、学習の動機付けとなることを目的としています。
単語というのは覚えるのが非常に大変で、生徒たちは覚えるところで苦戦をしています。ですから教師の方からヒントを与える必要があるのではないでしょうか。生徒たちの気づきを引き出すこのような指導法を是非実践してみてください。
<はじめに>
注目!!AIU内田先生のワンショット授業!! 「気づき」をうながす英語授業のすすめ方を発見できる!
授業で使えるワークシート(28頁)、パワーポイントスライド(117枚)、同PDFを資料として添付!!
発音記号から単語、意味を類推することができるようになる!
リスニングに絶大な効果有り!!
学習意欲を自発的に高める発音記号指導!
今、注目の秋田県・国際教養大学内田教授のライブ授業シリーズ第二弾!!
第二回の授業は東京文京区にある郁文館グローバル高等学校で行った「発音記号」に関する授業です。
発音記号を学習する目的は、正しい発音が出来、相手に伝わるということだけでなく、相手の言っている事がわかるということ、つまりリスニングの効果があげられます。
最近は、電子辞書などにネイティブスピーカーの発音を再生する機能が付いていますので、発音記号は必要ないのではないかという意見もありますが、まずは発音記号を目で確認して、その音を認識したうえで発音することが大切です。
生徒たちは通常、発音記号の学習はつまらないと思うかもしれませんが、学習するにつれて知らない単語を読むことができると積極的に授業に取り組むようになります。また、普段カタカナ読みだったものが英語の発音をきちんとしようという形に変わっていき、変化をこの授業でも見ることができるでしょう。
<はじめに>
「コミュニケーション英語Ⅰ・Ⅱ」では、教科書で扱う英文の難易度が高く、内容理解に時間がかかることから、まとまった量の英文をアウトプットまで持っていく時間が十分に取れない、ということが考えられます。また、「英語表現Ⅰ・Ⅱ」では、内容的に質が高い英文のアウトプット不足が考えられます。そこで、内容があるインプットを行いつつ、まとまった量のアウトプットを行う時間を十分に取る方法を考えました。
スピークアウトとは、「1度使った教科書を次の年にもう1度使う」という試みです。1年目に学習した英文を、2年目にはアウトプットをゴールにすることで、自分が使うために英文を取り込むという意識が生まれ、内容理解も深まり、Inputがより意味のあるものになります。また、自分が使うために英文を取り込むので、Intakeも深まります。
この作品では、スピークアウトの概要と取り組みについて解説し、模擬授業を通して授業の進め方を詳しく紹介しています。また、鶴岡中央高等学校で実施された授業の中から、Final Task:Presentationの部分を中心に多くの実践事例も収録。ぜひ先生方にご覧いただき、挑戦していただきたい内容となっています。
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。
ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。
プロジェクト第7弾は鹿児島です。その名もWazze(ワッゼ)プロジェクト・・・鹿児島で活躍中の先生方の生き生きとした指導実践をご紹介します。ぜひ、日々の授業の参考にごらんください。
<授業の概要>
「アルファベットの文字と音の規則的なルールを学び、未知の単語を読み発音し、 未知の単語を聞いて書く活動を紹介している」
◆アルファベットの種類
・アルファベットの名前と音の違い
・アルファベットラップ、アルファベット小文字体操
■監修:谷口 幸夫(東京都立国分寺高等学校)
■授業者:園元恭子(鹿児島純心女子中学・高等学校)
■授業者:有嶋 宏一(鹿児島県立甲南高等学校)
■授業者:今吉 弘哉(鹿児島県立出水高等学校)
■授業者:出水田 隆文(鹿児島県立川薩清修館高等学校)
本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
4技能を英語の授業の中に織り込んだ指導を行う上で、特に課題となる「話すこと」「書くこと」において発信能力を強化する言語活動を中心に取り上げています。小林先生のアクティブな指導と授業映像で紹介しています。
この作品は、2016年10月に名古屋で行われた「英語教育達人セミナー」での発表を収録し、さらに解説を加えたものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「英語でフル活動体験しよう!」というテーマのもと、All in Englishで授業実践例を実演しています。
この作品は2017年8月に、東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講演を収録したものです。
今回のセミナーは、未来の教育のショーケースという位置づけで開催された「未来の先生展2017」で行われたもので、7名の先生方が様々なトピックでその実践例と指導のコツについてワークショップ形式で講演しています。
このセミナーでは様々な考え方や実践例を紹介していますが、そこから気づいた情報を先生方なりにカスタマイズしていただき、自分なりの授業実践につなげてください。
本作では、今、注目されているアクティブラーニング&ジグソー法を紹介しています。中学3年生での実践例と教師学に基づいた指導の仕方について詳しく解説。そして、高校での長年の実践を通して確立されたジグソー法の指導ステップをご覧いただけます。中高生用に工夫されたジグソー法の素晴らしさと面白さを体験し、明日の教室を主体的、対話的、深い学びの場に変えていくための方法について紹介しています。
この作品は、2016年6月に東京で行われた英語教育・達人セミナーを収録したものです。
英語学習、英語授業、英語教育を子どもたちのために考えるフォーラム「暁の会」などで全国的に著名な田中十督先生が、「生徒たちが英語を好きになる」授業実践の数々を実演しています。
第1巻では、通常の授業の冒頭で行っている毎時の帯活動(スピーキング活動、ペアワーク、グループワーク)などを実際に参加者に体験してもらいながら、英語を楽しんでいただきます。
次に、普段授業で行っている活動、家庭学習とのリンク、そして、英英辞典を使った授業実践と家庭学習の仕方を紹介。
さらに、同時通訳トレーニング教材の作り方、教科書への応用の仕方、スピーキング活動の充実の仕方、帯活動の充実のさせ方、発音指導の仕方、生の素材を使った英語の多読活動など、今生徒と行っていることを全てお話ししていただいています。
■はじめに
本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
今回は、Graphic OrganizerやThinking routineの考え方に基づいたアクティビティと、より楽しく、解りやすく、アクティブに行える発音指導と歌を使った活動について、2人の先生方が紹介しています。
英語教育界での旬な話題を取り上げる「シリーズ英語教育Hot Issues!」第四弾。
このシリーズでは英語教育で話題となっている課題を取り上げ、その課題に授業で取り組むための工夫などを映像で紹介しています。今回の動画では中学・高校での「ペアワークの進め方」を取り上げています。中学ではペアワークなしの英語授業というものは考えられないほどよく使われている授業形態です。また、高校でもかなり多くの先生方がお使いのことと思います。この動画ではペアワークに向いた活動を数多く紹介するとともに、実際の活動の仕方と留意点を詳しく解説しています。
●イントロ
本作は、2017年6月に達セミ22周年記念セミナーとして東京で行われた「英語教育達人セミナー」の講座を収録したものです。
今回は、即興型英語ディベート(パーラメンタリー)について取り上げています。即興型英語ディベート(パーラメンタリー)とは、英国議会をモデルにしており、一つの論題に対し、肯定と否定チームに分かれ、各々のチームが第三者を説得させるパブリックスピーチ型のディベートで、説得力、共感力、プレゼンテーション力を身に付けることができます。ここでは、須田先生が授業でのパーラメンタリーディベートの導入について、河野先生が即興型英語ディベート(パーラメンタリー)の特徴と実践方法について紹介しています。
ラウンド制指導法とは
学習者の英語力を伸ばすには、インプット、気づき、インテイク、アウトプットの機会をたくさん学習者にあたえることが必要だと言われます。したがって、授業では、量は少なくても、質の良い教材を、いろいろな角度から繰り返し学習できるように、いろいろな活動と組み合わせること、時間(日)を置いた、大量で多様な反復学習を行うこと、学習したことを使って、理解したり、発表したりするたくさんの機会を用意することなどが大切となります。そのための指導法としてラウンド制指導法があります。
多様な方法を用いて、いろいろな角度から一つの教材を繰り返し学習させることによって、コミュニケーションの基礎となる言語処理能力を向上させ、4技能をバランスよく伸ばし、入試に対応できる英語力とコミュニケーション力の育成を目指す指導法です。
この作品では、中学校と高等学校でのラウンド制指導について、それぞれのラウンドの目的と指導手順、指導上の留意点などの解説と授業実践(模擬授業)で詳しく紹介していますので、ラウンド制指導の内容をより深く理解していただける内容となっています。
★授業でICT・・・何から始める?そのヒントが入ってます。
★ICTは怖くない!!この作品で授業の幅が拡がります!
電子黒板を始め教室環境を急激に変えてきたICT。現代の子どもたちはコンピューターを始め、様々なデジタル機器に精通して慣れ親しんでいる子どもたちです。その様な子どもたちを引きつけるだけでなく、力をつけさせていくためのICTとはどういったものなのでしょうか。
教室環境がデジタル化されて変わったからといって、授業そのものが変わるわけではありません。それは授業を行う教師自身が、機器やソフトをどのように使いこなすかに関わってきます。
今作は、今年21周年を迎えた(2016年3月)英語教育・達人セミナーにおいて、全国各地でICTをテーマに発表を行っている次世代を担う若手講師が実践紹介をしたものです。高いと思っている敷居はいつまでも高いもの。ICTは難しい、お金がかかる、今から覚えるのは大変だ・・・そんな思いがある方に、ぜひご覧いただきたいシリーズです。
子どもたちに英語を聞き話す力を育てたい、そして英語を聞けた、話せた、コミュニケーションを取れたという喜びを味わってほしいと願っています。その願いを達成するためにICT機器の活用は非常に有効です。
子どもたちに一番人気の活動、「英語で説明しよう」。いわゆる英語ができる子よりも、やんちゃな子が活躍して教室は盛り上がります。今回紹介する活動が先生方の実践のヒントになれば幸いです。
■ウォームアップ
過去、日本の英語教育を支えてきたもしくは牽引してきた先生方の20年、30年、40年前の映像というのはほとんど残っていません。今回の企画は、今から20年、30年、40年後そして100年後の若い先生方や先生を目指す学生のために、今の時代でがんばっている先生方の姿を映像に記録していこうというものです。ここでご紹介する指導方法や指導のアイディアなどが将来に継承されて、地域のひいては全国の英語教育の発展につなげていくことができればと願っています。その記念すべきシリーズ第1弾は「広島」です。広島において日夜頑張っている先生方の日々の取り組みをご紹介します。今回のシリーズは中学校の指導として、胡子先生による「授業マネージメントを軸にした中1からの指導」→道面先生による「文法指導を軸にした指導」→上山先生による「授業での指導を家庭学習につなげる指導」と一連の流れをもち、このような指導ノウハウで力をつけ高校の実践へとつなげて行っています。中学校から高校へどのようにつなげていくか、高校の授業でどのように入試力をつけていくか、ここで示されている実践例を是非ご参考になさってください。
財団法人語学教育研究所の全面的協力のもと、その精鋭である筑波大学附属中学校(広野威志教諭)、高等学校(新里眞男教諭)の授業を完全収録し、そこに必要・的確な解説、指導を加えた授業研究映像。授業導入のポイントからOral Practiceまで現場教師が1時間の授業の中で配慮しなければならない要点が余すところなく解説されています。
『現在完了』は、中学校または高校でも最もつまずきやすい文法項目の一つです。
文法でみると『have/has+過去分詞』という、とてもシンプルな形ですが、一番の問題点は「経験」「継続」「完了」と3つの意味合いがあって、それらを使い分けることが難しい点です。
また古文では「つ、ぬ、たり、り」のような完了形がありましたが、現代の日本語にはないという要因で理解が難しいところがあります。また、『現在完了』の形や訳し方はわかっていても「過去の文との区別がよくわからない」「なぜ完了形でなければいけないのか」というところが理解できていないことに問題があります。
今回の授業では現在完了の「完了」と「過去」をきちんと区別をして、どちらの表現をどういった状況の時に使うべきかというところまで触れていきます。また、時間軸上に「基準点」という新しい概念を設定することで、『現在完了』から未来完了、過去完了まで一度に扱うことができます。
通常の授業では『現在完了』は時間をかけて「継続」⇒「完了」⇒「経験」という具合に授業を進めがちですが、文法項目の指導においては一つ一つを順番に確実に進めるのではなく、まずは最初におおまかな全体像をつかませ、「これはできるぞ!」というような感覚を与えることが効果的です。生徒の中に 「おもしろいぞ!わかるぞ!」 という感覚が芽生えることで、さらに深く掘り下げて授業を展開することが可能になります。
■はじめに
1月4日~6日に行われました2019年一発目の達人セミナーです。
『楽しく英語を学んで欲しい!』と強く願う先生方による、工夫いっぱいの授業をご紹介いたします。楽しい教材により生徒の集中力をアップするだけでなく、授業効率の向上にも繋がります。また、生徒の発言の場を増やすことで、自然と英語力が身につきます。楽しくかつ英語が好きになる授業の開幕です!
『経験→省察→概念化→実践』の経験学習サイクルを元に授業の組み立て方を解説いたします。英語が苦手な生徒も主体的に楽しく取り組めるような工夫が盛りだくさんです。
■溝畑保之(大阪府・立鳳高等学校)
日本人学習者にとって英語のリズムを身に付けることは子音や母音を身につけることにもまして重要なことです。リズムを無視して英語を話しても通じにくいですし、聞き取りもできません。しかし、質をほとんど無視して単に何度も読ませるための音読バリエーションはさまざま提案されている一方、音読指導の中で英語のリズムを意識させ、よりよいプロソディを習得させるための実践はほとんどなされていないように思われます。
そこで、現在行われている中学・高校の授業にはほとんど欠けていると思われる、英語による本文理解活動 ♪本文を用いたリズミック音読というテーマにチャレンジします。
英語による本文理解活動では、新出の構文や文法事項なども、英語で説明することは決して無理なことではありません。文法用語を用いず、文法の現象自体を、図解なども交えながら易しく説明するのは十分に可能です。
♪「リズミック音読」でのビートの表現法には、音楽好きな生徒に合いそうなもの、体育会系の生徒に好まれそうなもの、性別問わずに使えそうなものなど、いろいろなバリエーションが可能です。担当の生徒と先生ご自身の「キャラ」に会ったやり方を是非開発して、楽しい授業を実践するヒントにしていただければ幸いです。
この作品では「本文の内容理解自体を、英語でこんな風にできるのではないでしょうか」という提案を、1巻では中学校編として、2巻では高校編として収録しています。
今回のテーマは『中高ギャップを埋める~英語基礎力定着への工夫~』です。
根岸先生には中学から高校に上がる際の、教科書や授業の難易度のギャップはどれほどのものなのか、そして、そのギャップを埋めるコアラ(Core Leaning)を実践している野澤先生と遠藤先生には活動の解説と効果をお話ししていただきました。
「英語教師の玉手箱」・・・これは英語教師にとって夢の話。毎日毎日忙しく、どうしても授業準備や教材研究ができないまま授業を迎えてしまった!・・・そういうご経験はどなたにも一度や二度はあるはずです。そのような時にあなたの力強い味方になってくれる「玉手箱」!その人気シリーズの第7弾の登場です。今回も個性豊かな先生方にご登場いただき、日々積み上げてこられた実践を惜しげもなく公開していただきました。ぜひ、ご覧いただきご自分の指導の一助にしていただければ幸いです。
アクション・リサーチとは、問題を把握し、必要な対策を講じてその結果を検証するもので、今日、教師教育・授業改革の方法として注目されています。
このシリーズでは、年間を通して、実際にアクション・リサーチに取り組み、授業改善に効果のあった指導法を紹介します。今回はfocus on formを用いた文法指導に取り組まれた石飛先生と久代先生の実践です。Focus on formとは、意味のあるコミュニケーション活動を通して特定の文法事項に注意を向けさせるものです。
この動画は、授業の進め方とその指導の実際を具体的に紹介しています。また、年間指導計画やアクション・リサーチの結果について詳しく解説しており、継続したカリキュラムの作成にたいへん役立つ内容となっています。平成24年度から実施された新学習指導要領(高校は25年度から)、「文法については、コミュニケーションを支えるものであることを踏まえ、言語活動と効果的に関連付けて指導すること」が明記されました。 石飛先生と久代先生の実践は、新学習指導要領のモデルになるものです。
なお、久代先生の実践は、2012年の全英連石川大会で発表されました。是非ご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立ていただければと思っております。<
2002年に始まった文科省のSELHi(セルハイ、Super English Language High School)事業では、既に全国の国公私立高校約150校が参加し、高校の英語教育改革のために様々な試みを行っています。
この作品シリーズ、「SELHi(セルハイ)に見る授業改善の工夫」は、こうしたセルハイにおける工夫を目で見られるようにして、全国の高校の授業改善に役立てていただくことを目指して作られたものです。
今回の第一弾では、英語・の指導に焦点をあて、この科目の授業手順のパターン化を目指す取り組みを行っている3つの高校の実践を紹介していくものです。
是非ともご参考にしていただき、日々の授業改善にお役立ていただければと思っております。
●イントロダクション
1月4日~6日に行われました2019年一発目の達人セミナーです。
『楽しく英語を学んで欲しい!』と強く願う先生方による、工夫いっぱいの授業をご紹介いたします。楽しい教材により生徒の集中力をアップするだけでなく、授業効率の向上にも繋がります。また、生徒の発言の場を増やすことで、自然と英語力が身につきます。楽しくかつ英語が好きになる授業の開幕です!
身近なところで一人一人が、そして沢山の人が少しずつ自分の出来ることを増やしていく『50センチ改革』をテーマとし、その為にはどんな力が必要なのか、その力を子供たちにどのように伝えていくのかをお話しいたします。
■溝畑保之(大阪府・立鳳高等学校)
2014年1月4日から3日間、函館で行われたセミナーの模様を収録しました。
このセミナーでは、豊富な指導経験を持つ英語教育実践者から授業改善のための手法を学び、その共有化を目指します。そして、全国の英語科教諭のネットワークを構築し、英語教育の発展を目的とします。