ACL損傷の多くはスポーツ活動中に生じ、その約7割がノンコンタクト型の損傷で、ストップ動作、方向変換動作、ジャンプの着地などで発生していますが、受傷時は膝関節の屈曲が不十分、膝関節が外反位、重心が後方にあることなどが共通しています。
そして損傷後は再建手術が必要な場合が多くリハビリテーションにも時間を要するため、予防の視点を持つことが大変重要となります。
そこで、スポーツ選手が取り入れやすいように、10分間でできる損傷予防プログラムをご紹介します。筋力・ジャンプ力養成にも役立つプログラムです。
■指導・解説:浦辺 幸夫(広島大学大学院保健学研究科教授、理学療法士、医学博士、公認アスレティックトレーナー・マスター)
■指導協力:山口 織江(広島大学大学院保健学研究科、理学療法士)