実際にスポーツに関わるセラピストの方々に、スポーツと理学療法の役割ついてお話頂きました。スポーツ障害の予防やパフォーマンス向上のためのエクササイズなど、貴重な講義と実技を種目別にご紹介します。
主に膝靱帯損傷・再建術後アスリートを想定し、小スペースで可能な「自分でできる」セルフケア&セルフエクササイズの指導や段階的な競技復帰に必要な選手教育のポイントについて、スライドを元に解説します。
患者さんのセルフマネジメント能力を高める指導エッセンスを多く盛り込んでおり、これまで行ってきたセルフチェック、ケア、エクササイズの指導内容の見直しやブラッシュアップにご活用いただけます。
主要スポーツ関連団体によるガイドラインや、遠隔指導に活用しやすいオンラインシステムについても紹介しており、各指導ツールの利点や動画作成方法についても解説しますので、セルフマネジメント指導やスポーツ復帰支援の準備・実践にお役立てください。
【指導/解説】
■相澤 純也
順天堂大学先任准教授/専門理学療法士(運動器)、博士(医学)、NSCA-CSCS/日本オリンピック委員会強化スタッフ
■廣幡 健二
東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター理学療法技師長/認定理学療法士(スポーツ)、NSCA-CSCS
■大路 駿介
東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター理学療法士/認定理学療法士(スポーツ)、NSCA-CSCS、NASM-PES/日本オリンピック委員会強化スタッフ
★高齢者からアスリートまで使える!“適切な箇所”に“適切な負荷量”をかける体幹トレーニング!
★セラピストやトレーナーの創造性に応える!サスペンション機器の基本操作と活用法!
★超音波測定装置でみる、運動と腹横筋活動の関係!
近年、体幹の重要性は広く認知され、スポーツ選手をはじめ、疾患を持った方々にも積極的に体幹トレーニングが導入されています。サスペンション・エクササイズは、ロープの長さやアームを調整することで、負荷量を自在にコントロールすることが出来るツールです。その人にとって動作可能な最大の負荷をかけ、不安定な環境を提供することで、結果を伴う有用なオーダーメイドトレーニングを可能にします。
ここでは、サスペンション・エクササイズの経験がない方にも分かりやすいように、機器の取り付け方や調整方法など基本的な操作から丁寧に解説。またエクササイズの基本となるOKCやCKCの考え方や、体幹筋を機能役割別に活性化させる方法について実技を交えて解説します。
リハビリテーションから介護予防、スポーツ領域まで幅広く活用できるサスペンション・エクササイズの考え方を学び、選手や患者さんのために有効に活用していただければ幸いです。
■実技・解説
宮下 智
帝京科学大学 教授 / 医学博士
「リアライン・コンセプト」を基にした、トレーニングをご紹介します。
リアライン・コンセプトとは、僅かでも歪んだり本来の動きを失った関節を矯正し、理想の位置関係に戻すことを重視した治療法から誕生しました。速やかに効果が出て、その効果が長続きするように考えられており、関節疾患のリハビリで非常に効果的な方法です。元々は関節疾患の治療のために考案されたものですが、この概念はアスリートのトレーニングにも応用できます。
ここでは、アスリートが良いコンディションで復帰し、不調なく活動するために必要なトレーニングを、「下肢編」と「コア編」に分けてご紹介します。リアライン・トレーニングでは、まずリアラインで関節の歪みを整えます。それにより正常で円滑な運動が出来るようになったら、リアラインの効果を持続させるために、スタビライズで筋肉を鍛え、最良の筋活動パターンを再学習します。
スタビライズによって関節がより頑強なものとなり、正常な運動が維持できるようになったら、さらに関節への負担を減らし、高いパフォーマンスを発揮するために、コーディネートを行います。是非、関節の歪みを根本から矯正する、リアライン・トレーニングをお試しください。
■監修・解説・動作指導
蒲田 和芳 学術博士、理学療法士
広島国際大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 准教授、株式会社GLAB代表取締役
■協力
株式会社GLAB、株式会社ドーム 東京ガールズ
遊佐先生には、投球障害肩に対して、医療機関でのセラピストの関わり方をお話しいただいてます。 ケガや障害が発症してから急性期から現場復帰に向けて医療機関でどのようにリハビリをするか、 再発予防に向けてどのように対応すべきかなど、実際の治療がイメージしやすい内容です。
■講師:遊佐 隆(松戸整形外科病院 リハビリテーションセンター)
「どうやってスポーツに関わるようになったの?」 「スポーツに関わってみて実際どうなんですか?」 なかなか聞けない気になる質問を大学野球やプロ野球選手に関わる中本先生に伺いました。 これを見れば次の一歩のヒントになるかも!
■講師:中本 幸一(コンディショニングスタジオ LIFE-design芦屋)
広島県内でバスケットボールチームのトレーナーとして関わっている東谷先生に、バスケットボールの運動特性と頻発障害部位、 障害に対するリハビリテーションからトレーニングまでお話いただきました。 現場でできる対応と医療機関でできるリハビリテーション、 障害予防のためのトレーニングなど実技での説明もご紹介します。
■講師:東谷年記(医療法人社団 飛翔会 呉整形外科クリニック)
バレエやダンスについて研究されている水村先生に、バレリーナやダンサーを施術する理学療法士に伝えたいバレエの基礎的な動きや用語、理学療法士に求める評価・治療ポイントをお話いただきました。 実際にバレリーナやダンサーの身体のどこに負荷がかかっているのか、どうしてその関節に負荷がかかるのか、理学療法士としてどのように対応すべきか教えていただきました。
■講師
水村 真由美
お茶の水女子大学 基幹研究院文教育学部 芸術・表現行動学科 教授
大竹祐子
文京学院大学 スポーツマネジメント研究所
高校野球のチームトレーナーとして関わっている濱田先生には現場での野球選手のコンディショニングや トレーニング方法を講義と実技を合わせてお話いただきました。 濱田先生には上肢への介入を教えていただきました。 高校野球という現場の道具が少ない中で多くの選手にいかに対応するか? 工夫の方法などもお教えいただきました。
■講師:濱田 太朗(牧整形外科病院 リハビリテーション科)
プロサッカーチームで理学療法士として関わり、 現在は日本サッカー協会のJFAアカデミーで活躍されている安藤先生からは、 プロ選手とアマチュア選手に関わる理学療法士の違いや、 選手をサポートするためにどのようなことをしているかなどお話いただきました。 治療道具が少ない中でどのように選手を評価し治療するか、 安藤先生独自の実技を交えてご講義いただきました。
■講師:安藤 貴之(公益財団法人日本サッカー協会JFAアカデミー福島/理学療法士)
水泳日本代表のトレーナーもしていた小泉先生からは水泳選手に必要な筋力や可動域、 水泳における身体の使い方などをご講義いただきました。 また、水泳をバイオメカニクスの考えに基づき解説していただきました。 水泳に効果的なトレーニング方法の実技も行っています。
■講師:小泉 圭介(東京スポーツ・レクリエーション専門学校 専任教員)
プロ野球の第一線の現場でも活躍され、現在も幅広い世代、 多種目に渡りスポーツ選手の治療に携わっている山口光國先生にお話いただきました。
スポーツ選手を診る上でのセラピストとしての心構えや、 観察すべき所など現場での経験をもとに山口先生だからこそ伝えられる内容です。
■講師:山口 光國(セラ・ラボ代表)
2016年リオデジャネイロ・パラリンピックで銀メダルを獲得したボッチャ。比較的重い障害(障がい)をもった方が選手として活躍しているこの競技で、理学療法士がどのような役割で必要とされているのかお話しいただきました。
これからのパラスポーツを支えていく為に必要なこと、またスポーツを通じて患者の生活能力の向上など、ボッチャを通じての活動等の新しい理学療法の在り方についての内容です。
■講師:奥田 邦晴(大阪府立大学院総合リハビリステーション学研究科/生活機能・社会参加支援系領域)
膝前十字靭帯再建術後リハビリテーションには、日常生活への復帰を目的とするメディカルリハビリテーションと、スポーツ活動への復帰を目的とするアスレチックリハビリテーションがあります。
メディカルリハビリテーションは、再建靭帯の再構築と骨孔部の癒合のための安静を優先とする保護期を経て、運動と支持機能を獲得するためのトレーニング期に分けられ、そしてスポーツ活動に必要な体力と技術を獲得するためのアスレチックリハビリテーションへと進めていきます。
この映像では、リハビリテーションプログラムの概要について解説し、実際のリハビリテーションの課題を達成する流れにそって、160種類以上ものリハビリテーションプログラムを段階的に紹介しています。もちろん、メディカルリハビリテーションの終了基準とスポーツ動作の開始基準、そして再損傷予防ガイドラインについても詳しく解説していますので、直ぐに実際の臨床に応用することができます。
■監修:小柳 磨毅(大阪電気通信大学 医療福祉工学部 理学療法学科 教授)
■実技:椎木 孝幸(行岡病院リハビリテーション科理学療法部門 総括科長)、一般社団法人アスリートケア
■協力:医療法人 行岡医学研究会 行岡病院
筋肉、筋膜は、動きに関して、まるで鎖のように、お互いに影響を与え合います。
キネティックチェーンと呼ばれるこの動きの繋がりのなかで、今回は特に身体の後ろ側のライン(ポステリアキネティックチェーン)に注目をします。
大きな力を発揮する筋肉として知られる大臀筋。この大臀筋はポステリアキネティックチェーンの一部です。この大臀筋が、本来の力を発揮して、動きのタスクを実施するために、しっかりと働くことができているのでしょうか?本来の力を発揮できないで、代わりにハムストリングスや脊柱起立筋が代償している場合もあるかもしれません。
ここでは、分かっているようで、実はあまり知られていないポステリアキネチィックチェーンの機能を正しく評価する方法と、より効果的に強化するためのエクササイズの数々を紹介しています。
■指導・解説:Travis Johnson Ph.D. トラビス・ジョンソン博士
■翻訳・解説:谷 佳織
■実技:高橋 智子
※日本語吹替版(英語のみの音声はありません)
■講師:山口光國(理学療法士、健康心理学修士、セラ・ラボ主宰)
■講師:牛島和彦(元横浜ベイスターズ監督)・山口光國(元横浜ベイスターズフィジカルコーチ、理学療法士)
投球障害にはいくつかの段階があり、早期に適した対処を行うことで障害を予防または軽減することができます。
例えば、痛みを訴えるまでに筋肉のハリやだるさを感じることが多く、その時に休養と軽い運動やストレッチングで症状を改善できれば、痛みを予防または軽減することにつながります。
この映像では、肩・肘のみならず体幹・下肢におけるチェック(評価)の方法と、それぞれの部位に対処するためのストレッチングと各種トレーニング、さらに投球動作の改善の方法までを詳しく紹介しています。
理学療法士をはじめ医療に携わる方々から野球の指導者まで、是非理解していただきたい内容となっています。
■企画
アスリートケア研究会
■監修
小柳 磨毅(大阪電気通信大学医療福祉工学部理学療法学科教授)
■実技
山野 仁志(行岡病院理学療法科科長)
椎木 孝幸(行岡病院リハビリテーション科科長)
福田 明雄(行岡病院理学療法科)
元脇 周也(豊中渡辺病院リハビリテーション科主任)
■協力
宝塚ボーイズ
医療法人 行岡医学研究会 行岡病院
ACL損傷の多くはスポーツ活動中に生じ、その約7割がノンコンタクト型の損傷で、ストップ動作、方向変換動作、ジャンプの着地などで発生していますが、受傷時は膝関節の屈曲が不十分、膝関節が外反位、重心が後方にあることなどが共通しています。
そして損傷後は再建手術が必要な場合が多くリハビリテーションにも時間を要するため、予防の視点を持つことが大変重要となります。
そこで、スポーツ選手が取り入れやすいように、10分間でできる損傷予防プログラムをご紹介します。筋力・ジャンプ力養成にも役立つプログラムです。
■指導・解説:浦辺 幸夫(広島大学大学院保健学研究科教授、理学療法士、医学博士、公認アスレティックトレーナー・マスター)
■指導協力:山口 織江(広島大学大学院保健学研究科、理学療法士)
筋肉、筋膜は、動きに関して、まるで鎖のように、お互いに影響を与え合います。
キネティックチェーンと呼ばれるこの動きの繋がりのなかで、今回は特に身体の後ろ側のライン(ポステリアキネティックチェーン)に注目をします。
大きな力を発揮する筋肉として知られる大臀筋。この大臀筋はポステリアキネティックチェーンの一部です。この大臀筋が、本来の力を発揮して、動きのタスクを実施するために、しっかりと働くことができているのでしょうか?本来の力を発揮できないで、代わりにハムストリングスや脊柱起立筋が代償している場合もあるかもしれません。
ここでは、分かっているようで、実はあまり知られていないポステリアキネチィックチェーンの機能を正しく評価する方法と、より効果的に強化するためのエクササイズの数々を紹介しています。
■指導・解説:Travis Johnson Ph.D. トラビス・ジョンソン博士
■翻訳・解説:谷 佳織
■実技:高橋 智子
※日本語吹替版(英語のみの音声はありません)
主に膝靱帯損傷・再建術後アスリートを想定し、小スペースで可能な「自分でできる」セルフケア&セルフエクササイズの指導や段階的な競技復帰に必要な選手教育のポイントについて、スライドを元に解説します。
患者さんのセルフマネジメント能力を高める指導エッセンスを多く盛り込んでおり、これまで行ってきたセルフチェック、ケア、エクササイズの指導内容の見直しやブラッシュアップにご活用いただけます。
主要スポーツ関連団体によるガイドラインや、遠隔指導に活用しやすいオンラインシステムについても紹介しており、各指導ツールの利点や動画作成方法についても解説しますので、セルフマネジメント指導やスポーツ復帰支援の準備・実践にお役立てください。
【指導/解説】
■相澤 純也
順天堂大学先任准教授/専門理学療法士(運動器)、博士(医学)、NSCA-CSCS/日本オリンピック委員会強化スタッフ
■廣幡 健二
東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター理学療法技師長/認定理学療法士(スポーツ)、NSCA-CSCS
■大路 駿介
東京医科歯科大学スポーツ医歯学診療センター理学療法士/認定理学療法士(スポーツ)、NSCA-CSCS、NASM-PES/日本オリンピック委員会強化スタッフ
「リアライン・コンセプト」を基にした、トレーニングをご紹介します。
リアライン・コンセプトとは、僅かでも歪んだり本来の動きを失った関節を矯正し、理想の位置関係に戻すことを重視した治療法から誕生しました。速やかに効果が出て、その効果が長続きするように考えられており、関節疾患のリハビリで非常に効果的な方法です。元々は関節疾患の治療のために考案されたものですが、この概念はアスリートのトレーニングにも応用できます。
ここでは、アスリートが良いコンディションで復帰し、不調なく活動するために必要なトレーニングを、「下肢編」と「コア編」に分けてご紹介します。リアライン・トレーニングでは、まずリアラインで関節の歪みを整えます。それにより正常で円滑な運動が出来るようになったら、リアラインの効果を持続させるために、スタビライズで筋肉を鍛え、最良の筋活動パターンを再学習します。
スタビライズによって関節がより頑強なものとなり、正常な運動が維持できるようになったら、さらに関節への負担を減らし、高いパフォーマンスを発揮するために、コーディネートを行います。是非、関節の歪みを根本から矯正する、リアライン・トレーニングをお試しください。
■監修・解説・動作指導
蒲田 和芳 学術博士、理学療法士
広島国際大学リハビリテーション学科理学療法学専攻 准教授、株式会社GLAB代表取締役
■協力
株式会社GLAB、株式会社ドーム 東京ガールズ
遊佐先生には、投球障害肩に対して、医療機関でのセラピストの関わり方をお話しいただいてます。 ケガや障害が発症してから急性期から現場復帰に向けて医療機関でどのようにリハビリをするか、 再発予防に向けてどのように対応すべきかなど、実際の治療がイメージしやすい内容です。
■講師:遊佐 隆(松戸整形外科病院 リハビリテーションセンター)
■講師:牛島和彦(元横浜ベイスターズ監督)・山口光國(元横浜ベイスターズフィジカルコーチ、理学療法士)
広島県内でバスケットボールチームのトレーナーとして関わっている東谷先生に、バスケットボールの運動特性と頻発障害部位、 障害に対するリハビリテーションからトレーニングまでお話いただきました。 現場でできる対応と医療機関でできるリハビリテーション、 障害予防のためのトレーニングなど実技での説明もご紹介します。
■講師:東谷年記(医療法人社団 飛翔会 呉整形外科クリニック)
水泳日本代表のトレーナーもしていた小泉先生からは水泳選手に必要な筋力や可動域、 水泳における身体の使い方などをご講義いただきました。 また、水泳をバイオメカニクスの考えに基づき解説していただきました。 水泳に効果的なトレーニング方法の実技も行っています。
■講師:小泉 圭介(東京スポーツ・レクリエーション専門学校 専任教員)
★高齢者からアスリートまで使える!“適切な箇所”に“適切な負荷量”をかける体幹トレーニング!
★セラピストやトレーナーの創造性に応える!サスペンション機器の基本操作と活用法!
★超音波測定装置でみる、運動と腹横筋活動の関係!
近年、体幹の重要性は広く認知され、スポーツ選手をはじめ、疾患を持った方々にも積極的に体幹トレーニングが導入されています。サスペンション・エクササイズは、ロープの長さやアームを調整することで、負荷量を自在にコントロールすることが出来るツールです。その人にとって動作可能な最大の負荷をかけ、不安定な環境を提供することで、結果を伴う有用なオーダーメイドトレーニングを可能にします。
ここでは、サスペンション・エクササイズの経験がない方にも分かりやすいように、機器の取り付け方や調整方法など基本的な操作から丁寧に解説。またエクササイズの基本となるOKCやCKCの考え方や、体幹筋を機能役割別に活性化させる方法について実技を交えて解説します。
リハビリテーションから介護予防、スポーツ領域まで幅広く活用できるサスペンション・エクササイズの考え方を学び、選手や患者さんのために有効に活用していただければ幸いです。
■実技・解説
宮下 智
帝京科学大学 教授 / 医学博士
ACL損傷の多くはスポーツ活動中に生じ、その約7割がノンコンタクト型の損傷で、ストップ動作、方向変換動作、ジャンプの着地などで発生していますが、受傷時は膝関節の屈曲が不十分、膝関節が外反位、重心が後方にあることなどが共通しています。
そして損傷後は再建手術が必要な場合が多くリハビリテーションにも時間を要するため、予防の視点を持つことが大変重要となります。
そこで、スポーツ選手が取り入れやすいように、10分間でできる損傷予防プログラムをご紹介します。筋力・ジャンプ力養成にも役立つプログラムです。
■指導・解説:浦辺 幸夫(広島大学大学院保健学研究科教授、理学療法士、医学博士、公認アスレティックトレーナー・マスター)
■指導協力:山口 織江(広島大学大学院保健学研究科、理学療法士)
■講師:山口光國(理学療法士、健康心理学修士、セラ・ラボ主宰)
プロ野球の第一線の現場でも活躍され、現在も幅広い世代、 多種目に渡りスポーツ選手の治療に携わっている山口光國先生にお話いただきました。
スポーツ選手を診る上でのセラピストとしての心構えや、 観察すべき所など現場での経験をもとに山口先生だからこそ伝えられる内容です。
■講師:山口 光國(セラ・ラボ代表)
「どうやってスポーツに関わるようになったの?」 「スポーツに関わってみて実際どうなんですか?」 なかなか聞けない気になる質問を大学野球やプロ野球選手に関わる中本先生に伺いました。 これを見れば次の一歩のヒントになるかも!
■講師:中本 幸一(コンディショニングスタジオ LIFE-design芦屋)
バレエやダンスについて研究されている水村先生に、バレリーナやダンサーを施術する理学療法士に伝えたいバレエの基礎的な動きや用語、理学療法士に求める評価・治療ポイントをお話いただきました。 実際にバレリーナやダンサーの身体のどこに負荷がかかっているのか、どうしてその関節に負荷がかかるのか、理学療法士としてどのように対応すべきか教えていただきました。
■講師
水村 真由美
お茶の水女子大学 基幹研究院文教育学部 芸術・表現行動学科 教授
大竹祐子
文京学院大学 スポーツマネジメント研究所
膝前十字靭帯再建術後リハビリテーションには、日常生活への復帰を目的とするメディカルリハビリテーションと、スポーツ活動への復帰を目的とするアスレチックリハビリテーションがあります。
メディカルリハビリテーションは、再建靭帯の再構築と骨孔部の癒合のための安静を優先とする保護期を経て、運動と支持機能を獲得するためのトレーニング期に分けられ、そしてスポーツ活動に必要な体力と技術を獲得するためのアスレチックリハビリテーションへと進めていきます。
この映像では、リハビリテーションプログラムの概要について解説し、実際のリハビリテーションの課題を達成する流れにそって、160種類以上ものリハビリテーションプログラムを段階的に紹介しています。もちろん、メディカルリハビリテーションの終了基準とスポーツ動作の開始基準、そして再損傷予防ガイドラインについても詳しく解説していますので、直ぐに実際の臨床に応用することができます。
■監修:小柳 磨毅(大阪電気通信大学 医療福祉工学部 理学療法学科 教授)
■実技:椎木 孝幸(行岡病院リハビリテーション科理学療法部門 総括科長)、一般社団法人アスリートケア
■協力:医療法人 行岡医学研究会 行岡病院
高校野球のチームトレーナーとして関わっている濱田先生には現場での野球選手のコンディショニングや トレーニング方法を講義と実技を合わせてお話いただきました。 濱田先生には上肢への介入を教えていただきました。 高校野球という現場の道具が少ない中で多くの選手にいかに対応するか? 工夫の方法などもお教えいただきました。
■講師:濱田 太朗(牧整形外科病院 リハビリテーション科)